高妻山 タカツマヤマ 標 高 2353m 日本百名山

山 域

信越
乙妻山 オトツマヤマ 標 高 2318m -

山 域

信越
登 山 記 録
登山月日 2011年6月29日
登山経路 戸隠牧場6:15〜一不動小屋7:45〜五地蔵山8:55〜高妻山10:35〜乙妻山11:40/12:25〜高妻山13:35/13:55〜五地蔵山15:30〜一不動16:05〜戸隠牧場17:30
行動時間 登り 5時間25分 下り 5時間05分 合計 11時間15分 (休憩時間を含む)
天  候 曇・晴
メンバー 単独

情  報

アクセス 戸隠牧場まで観光道路
トレイル 高妻山までは人気の百名山も山頂直下は急坂で悪路、乙妻山までは稜線漫歩が楽しめる
水場・トイレ 一不動避難小屋直下の氷清水が最終水場 トイレは避難小屋にもない
その他 高妻山から先にお花畑や高層湿原などの見所が多い

山行記


(左)一不動避難小屋・(中)五地蔵山・(右)八丁ダルミからの高妻山


(左)十阿弥陀・(中)高妻山山頂・(右)山頂稜線


(左)十三虚空蔵の乙妻山山頂・(中)高妻山方面・(右)稜線上からの乙妻山

戸隠牧場を6時過ぎに出発。一不動までは大洞沢を遡る。湿った登山道脇にはクリンソウ・タニウツギ・オオバミゾホウズキ等が目を楽しませてくれる。大洞沢は清滝・不動滝などの難所もあるが鎖も設置されていて安心して歩ける。不動滝を越えると沢は一気に細くなり、このコース最後の水場・氷清水に着いた。大洞沢の源頭で冷たい水がパイプから流れていた。氷清水で一息入れてゴーロ沢のわずか上の一不動避難小屋には戸隠牧場から1時間半ほどで到着した。ブロック作りの古い小屋でトイレもなく不評の避難小屋である。
一不動〜稜線を行くとすぐにヤマオダマキの花が10株ほど登山道脇に咲いていた。そこから先の登山道にもグンナイフウロなどたくさんの花々が目を楽しませてくれる。ここから先の小ピークには十三仏の名前が冠せられ、石祠が立っている。一不動から1時間の五地蔵山に着くとツマトリソウが群生していた。六弥勒から九勢至までは樹林帯の中のアップダウンが続き、八丁ダルミから先は一気に傾斜を増して、十阿弥陀の祠が立つ高妻山山頂である。荒々しい巨石を縫って山頂に立つ。
先行者10数名がいて山頂写真は帰りの楽しみにし、休憩もとらずに乙妻山を目指す。高妻山の山頂直下の岩場を下ると、この縦走路一番のお花畑が広がっていた。イワカガミが岩場を真っ赤に染める中ハクサンイチゲが彩を添えていて素晴らしい。更にミヤマダイコンソウやイワハタザオが惜しげもなく花開いていてなんとも言えない趣である。高妻山山頂からわずか5分も下がった場所であり、山頂で憩う登山者に大きな声で教えてあげたいほどである。写真をとりながらゆっくりと過ごす。
乙妻山への縦走路もそれほど荒れては居なく、快適な尾根歩きが続く。二重山稜となった間には雪渓が残り、雪が消えれば湿原が出現するであろうことが分かる。そして乙妻山直前にはシラネアオイの群生を見ることが出来た。乙妻山山頂・十三仏の最後は虚空蔵であった。乙妻山山頂に着くと同時に霧が晴れて歩いてきた高妻山山頂方面の展望が開けたが頚城山塊は霧の中であった。山頂で虫除けネットを被りながら30分ほど昼食休憩をとり、帰路も登山道脇の花々を写真に収め、更に少し時期が遅れたネマガリダケを採取しながら下った。
結局下山も登りと対して変わらぬ時間を要して朝から11時間以上かかって戸隠牧場に下りついた。

高妻・乙妻山に咲く花々


 


戸隠 丸山 マルヤマ 標 高 1228m 信州の里山 山 域 戸隠連峰
登 山 記 録
登山月日 2022年2月28日
登山経路 戸隠キャンプ場入口10:20〜丸山11:40/11:50〜キャンプ場入口12:35
行動時間 登り 1時間20分 下り 45分 合計 2時間15分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 戸隠スキー場入口まで舗装道路の県道も雪道
トレイル 100%雪上歩き
水場・toilet
その他 せきせつ3m超の雪原と樹林帯をスノーシューで往復
山行記


雪に埋もれる戸隠キャンプ場


緩い勾配の尾根を登って丸山山頂へ





前日の雪で善光寺奥の七曲りから先のバードラインは雪道であった。大座法師池からは徐々に積雪が増え戸隠の集落は今まで見たこともない大雪に覆われていた。戸隠奥社から2キロほど先のキャンプ場入口に来ると公称積雪3mで県道は雪壁の中であった。キャンプ場への入口はロータリー状態に除雪されていて除雪幅も広いので雪壁際に車を止めた。一旦除雪されたキャンプ場愛で下見の後スノーシューを履いて出発した。キャンプ場入口の茶屋の浦阿川にトレースが有ったので追ってみたが逆サ川で引き返していたのでキャンプ場に向かった。大雪で今にもつぶれそうな管理棟などには驚きであって雪原にはバンガローなども雪に埋もれていた。キャンプ場の管理棟から先は完全な雪原であるがスキーのトレースが有ったのでそれを追った。トレースはキャンプ場を過ぎても丸山方面歩から松林に延びていたので更にトレースを追った。やがて丸山から派生する尾根に近づいたがトレースは丸山の奥に延びていたので引き返して尾根に取りついた。尾根は緩い勾配でVirginSnowの中快適に高度を上げて行き樹林の中の丸山山頂に着いた。30mほど先に最高点が有ったが山頂をカメラに収めて往路を下った。

山行の記録に戻る