高原山(釈迦が岳・鶏頂山)

高原山
(釈迦ヶ岳)
シャカガタケ 標 高 1795m 日本三百名山

山 域

塩原
登 山 記 録
登山月日 2005年9月1日
登山経路 メイプルヒルスキー場跡入口8:10〜リフト最上部9:00〜弁天沼9:20〜分岐9:50〜釈迦ヶ岳10:30/10:45〜弁天池11:20〜スキー場入口12:10
行動時間 登り2時間20分 下り1時間35分 合計4時間(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 日光・塩原有料道路(日塩もみじライン)の峠近くにメイプルヒルスキー場跡に登山口ある
トレイル スキー場を歩き登山道に入る 
水場・トイレ 無し
その他 スキー場の残骸が心痛む


釈迦ヶ岳山頂と山頂から眺める鶏頂山頂

山行記

高原山は3年前に鶏頂山に登って登頂済みと思っていたのであるが、最高点の釈迦ヶ岳に一等三角点があり、どうやらこちらが盟主のようである。
前回と同じく、メイプルヒルスキー場跡の鉄柵のゲート前に駐車し、スキー場のゲレンデ跡を登る。ここを登っている登山者は結構あるようで、獣道のように登山道がゲレンデの実生のカラマツの幼木を縫って延びている。
スキー場を閉鎖してどのくらい立つのだろうか、ハウスやリフトの鉄塔もそのまま放置されていて、残骸そのものである。自然破壊の爪痕は恐ろしいほどではあるが、荒れ地にはヤマハハコなどの草花が自生を始め自然復旧に一役買っているようだ。
リフトの最上部にくると鶏頂山頂案内のある登山道に出る。「日塩メイプルライン」の、どこかに登山口があり、ここに延びてきているのであろう。時間的ロスもあっただろうが、少しも気にはならない。登山道をヒノキの植林地の中、鐘が吊された弁天池まで進む。鐘を衝いてここで一呼吸する。
更に鶏頂山頂への道を25分ほど進むと稜線に出て、釈迦ヶ岳への分岐に着く。分岐から踏み跡薄く、笹藪が煩わしい道を15分も歩くと弁天池への近道分岐に着いた。近道があったのかと思うが歩いてきた登山道に、それらしき案内看板は見えなかった。
更に大きく登って、一旦下ると釈迦ヶ岳への鞍部である。最後は岩礫と木の根を縫っての急坂となって釈迦ヶ岳山頂への道となっていた。山頂は丸く小広いもので一等三角点標石の後ろにお釈迦様の像が安置されていた。目の前の鶏頂山とはどのくらいの標高差があるのだろうか。2回も高原山を踏みにくるとは思いもしなかった。宇都宮方面の平野はもとより、日光や尾瀬の山々は霞の彼方であった。下りは近道を通って弁天池に下り、ゲレンデの中をゆっくりと下ったのである。
 


日本三百名山 高原山
(鶏頂山)
タカハラヤマ
(ケイチョウサン)
標 高 1765m

山 域

塩原
登 山 記 録
登山月日 2002年9月30日
登山経路 メイプルヒルスキー場5:45〜弁天沼6:50〜鶏頂山7:35/7:50〜メイプルヒルスキー場9:00
行動時間 登り1時間50分 下り1時間10分 合計3時間15分(休憩時間含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 日光・塩原有料道路(日塩もみじライン)の峠近くにメイプルヒルスキー場に登山口ある
トレイル スキー場を歩き登山道に入る
水場・トイレ 無し
その他  

山行記

鬼怒川温泉から塩原に抜ける日光・塩原有料道路(日塩もみじライン)の峠近くにメイプルヒルスキー場がある。夜が明けるのを待って、雨具をつけてゴム長靴で傘をさしてスキー場のリフト脇を登ると、最上部のリフト終点に鶏頂山登山口がついていた。
弁天沼まで一息で登り、吊り下げられた大きな鐘を鳴らすと、なんと私より早くこの山に登っていた男1人・女2人のパーティが山から下りてきてびっくりする。「これから山頂に登りますか」なんて聞いてくるが、こちらとしては「もう山頂踏んで何時に出たんですか」と聞きたいくらいである。山頂には神社があり、雨に煙る女峰山はじめ日光連山から会津の山々が望まれる。つい最近登った帝釈山も同定できる。この地を開いた平家の落人伝説が掲示された案内板を興味深く見た。
高原山の最高地点の一等三角点釈迦が岳への登頂は諦めて往路を急ぎ下った。

 

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