十和田湖周辺の山
(白地山・十和利山・戸来岳・十和田山・奥入瀬渓流)

白地山 シロジヤマ 標 高 1034m 日本の山1000

山 域

十和田湖

登 山 記 録
登山月日 2012年8月24日
登山経路

鉛山峠8:40〜白雲帝〜ミソナゲ峠〜展望台10:45〜白地山11:15/11:30〜登山口13:50
(鉛山峠〜ミソナゲ峠の先まで5:40〜8:20まで往復2時間40分のロスタイムあり)

行動時間 登り 2時間35分 下り 2時間20分 合計 5時間10分+ロスタイム2時間40分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 十和田湖樹海ラインに鉛山峠登山口あり
トレイル 7.6キロのアップダウンが続く、ロング縦走路を行く
水場・トイレ 登山口にもないので発荷峠の駐車場にトイレ自動販売機ある
その他 十和田湖の外輪山を歩き湿原の山頂へ

山行記

 
白雲帝・展望台からの十和田湖

 
展望台〜先は湿原を歩いて一等三角点の白地山へ

白地山の鉛山峠の登山口を入ったのは5時半前であった。「白地山まで7.6キロ」の看板があり、いくら標高差の少ない縦走路といえ長丁場覚悟する。発荷峠からの道をあわせ最初の休憩ポイント東屋の立つ白雲亭までは30分ほどで到着した。十和田湖は霧の中で湖面は見えないが朝食のパンをかじりながら一息入れる。次の休憩ポイントはミソナゲ峠である。縦走路はブナ林の中アップダウンを繰り返しながら、十和田湖畔の外輪山の尾根道を進む。
ミソナゲ峠を過ぎて風通しの良い場所で休憩し、再び縦走路を歩いている途中でザックにウェストポーチがないことに気付く。先ほど休んだ場所か白雲亭に置き忘れた事と思い、一目散に来た道を戻る。結局白雲亭にも無く、登山口の鉛山峠まで戻ってしまい車の中に置き忘れた事を確認した。
ロスタイム2時間半以上はかかって一気にテンションが下がるが登山を諦めるわけには行かない。15分ほど休憩し気を取り直して再び縦走路に入る。少しでもロスタイムを縮めようと足を進め、2時間ほど休み無く歩いて十和田湖に突き出した感じの標高997mの展望地に着いた。晴れ渡った十和田湖を眺めながら一息入れる。
展望地からは傾斜もない平坦な道を少し進むと山頂湿原が広がっていた。木道を進み一等三角点の白地山には登山口から2時間半ほどで歩きつくことが出来た。高台から見渡すと広大な白地山山頂湿原が広がっていた。

 
広大な山頂湿原が広がる


十和利山 トワリサン 標 高 991m 日本の山1000

山 域

十和田湖

登 山 記 録
登山月日 2012年8月25日
登山経路

迷ヶ平5:05〜十和利山6:10/6:15〜迷ヶ平7:00

行動時間 登り 1時間05分 下り 45分 合計 1時間55分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス キャンプ場や牧場のある観光地迷ヶ平までは国道が通ずる
トレイル 林道を10分ほど進み、登山口に入ると藪が被さる煩い登山道が続く
水場・トイレ 登山口の迷ヶ平にはドライブインもある
その他 遠くから眺めるとピラミダルな美しい山容

山行記

 
十和利山山頂と十和田湖

前夜は十和利山の登山口迷ヶ平の駐車場で車中泊した。迷ヶ平はキャンプ場やドライブイン・牧場管理棟などがある観光地である。夜明けの5時には林道に入り、10分ほどで本格的な登山道に入る。昨日の雨と朝露で着衣は一気に濡れるが、かまってはいられない。登山道に被さる藪や草木を掻き分けながら一気に登りって山頂に達した。山頂からは十和田湖や戸来岳・十和田山などの山々が一望でき、山麓に広がる草原・平原なども見渡せた。ここから眺める景色は北海道の広大な原野を髣髴させられた。
駐車場まで下山してくると宮城県から来たという登山者と行き交った。

 


戸来岳(三ッ岳) ヘライダケ 標 高 1159m 日本の山1000

山 域

十和田湖周辺

 
登山月日 2012年8月25日
登山経路

妙返川林道平子沢登山口8:25〜上部林道9:15〜大駒ケ岳10:35〜戸来岳(三ッ岳)11:10/11:20〜大駒ケ岳11:50〜林道13:06〜登山口13:30

行動時間 登り 2時間45分 下り 2時間10分 合計 5時間 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス キャンプ場もある平子沢登山口まで舗装道路が延びる
トレイル 急坂もあるが概ね良く整備されている
水場・トイレ 登山口にトイレなどあるが使用は不能かと思われた。水場はなし
その他 大駒ケ岳と三ッ岳を総称して戸来岳と呼ばれる

山行記

 
大駒ケ岳〜三ッ岳

十和利山を下りて、「道の駅・しんごう」に車をつけて朝食をとろうと思ったが、まだ営業時間前で叶わなかった。妙返渓谷の平子沢キャンプ場の登山口の駐車場に車をつけうどんを作って腹ごしらえした。
最初は舗装された林道を進みすぐに山道となって登山道は続いていた。上部林道登山口にも案内看板はあったが林道が荒れていて今はここまでの車の進入は無理のようである。上部林道登山口を過ぎるとブナ林の中を緩く登ってゆき、やがてダケカンバが茂る急坂に取り付く。それも長い時間でなく急坂をしのぐと草原状の中緩い勾配となって大駒ケ岳に続いていた。大駒ケ岳からは一気に三ッ岳への鞍部に下り、再び急坂を登り返すと一等三角点の三ッ岳山頂であった。山頂直下の草付の中に十和利への縦走路が分岐していた。山山頂で一息入れた後往路を急ぎ下った。途中には「日本一のダケカンバ」などと看板が立つ巨木を見ることも出来た。

 
三ッ岳〜大駒ケ岳


十和田山 トワダヤマ 標 高 1054m 日本の山1000

山 域

十和田湖

登 山 記 録
登山月日 2012年8月27日
登山経路

宇樽部5:10〜登山口〜十和田山7:10/7:15〜宇樽部8:50

行動時間 登り 2時間 下り 1時間35分 合計 3時間40分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 宇樽部は十和田湖畔の遊覧船の船着場
トレイル 登山口も分かりづらく、登山道は藪が被さり荒れ放題
水場・トイレ 宇樽部にある
その他 登山口を探すのが一苦労する

山行記


これを探すまでが一苦労

宇樽部から十和田山の登山口を確認するのに手間がかかり、前日は登山口を確認するだけで十和田湖畔の「乙女の像」などの観光に時間を潰した。
宇樽部の駐車場で車中泊し、翌朝夜明けと同時に昨日確認した登山口に向かう。登山口を入り、鬱蒼としたブナ林を進むと登山道脇に大きなブナ舞茸が自生していて、てっきり舞茸と思い小躍りする。
その後は藪の被さる登山道に変わり、朝露を浴びて今日もびしょ濡れになりながら掘割状の登山道を進み十和田山の登山口からは2時間ジャストで十和田山山頂に立った。カメラを笹薮の中で落とした事は山頂につく前に気がついたが、後の祭りであった。今日に限って携帯電話も車の中に忘れてしまい、山頂写真をとることが出来ないのが残念であった。山頂からは戸来岳・十和利山そして十和田湖などの大展望が広がっていたのである。十和田山はカルデラ湖十和田湖を囲む外輪山の中では一番標高の高い山である。下山時にカメラを発見する事が出来たのは幸運というべきである。3キロ以上はあるブナ舞茸2個ををぶら下げて宇樽部に下ると、地元の方に「こんなに大きくなったものは味のないするめを噛むようだ」と笑われてしまった。

 

十和田湖観光


「乙女の像」と対岸の白地山方面

 

奥入瀬渓流散策

 

 


「阿修羅の流れ」

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