依田窪の山
(渋田見山・唐沢山・浅間岳・鳥羽山
・三郎山・弁天山・芦田坂山・大沢山)

渋田見山 シブタミヤマ 標 高 1557m - 山 域 筑摩山地
登 山 記 録
登山月日 2015年5月27日
登山経路 内の沢山林道途中10:45〜林道跡尾根取りつき11:20〜西ピーク12:05/12:50〜渋田見山13:15/13:30〜西ピーク14:00/14:10〜(道迷いロス約30分)〜林道〜駐車場所16:15
行動時間 合計5時間30分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 「練馬区少年の家」の先に林道が延びている未舗装ながらそれ程荒れていない
トレイル 林道から先には登山道はないが尾根に顕著な踏み跡がある
水場・トイレ 水は沢水取れる トイレ自販機は少年の家施設で
その他 ワラビが群生していた
山行記

適当に登りついた西隣のピークから稜線を30分ほど歩いて


山頂直下の熊などのヌタバ・三等三角点の渋田見山

旧武石村の巣栗渓谷近くに「練馬区少年自然の家」の施設がある。少年の家から先に延びる林道に入り、しばらく別荘地内を走ると「巣栗渓谷遊歩道入口」の看板があり、その先に未舗装の林道が続いていた。未舗装ながらも路面状態は良く2キロほど入って林道が二股に分かれる手前の路肩に駐車した。林道終点まで歩いたが、「一升瓶を逆さまに吊るした登山口」は見落としたのか探すことはできなかった。水道の取水設備と思われる施設がある小沢を渡ると林道は実生の雑木が茂り廃道となっていた。林道跡を10分ほど進むと右側から尾根が張り出していて、尾根に取りつく地肌むき出しの崖には踏み跡があって、これを追うことにした。尾根に出ると登山道とは言えないが顕著な踏み跡があった。尾根は緩く続いていたが、やがて急登となり山頂稜線に登りついた。山頂稜線を右に取り、渋田見山と思しき最高点に着いたが山頂標識も三角点も見当たらなかった。スマホで位置確認すると渋田見山の西側にあるピークに着いたようである。渋田見山方面を樹間越しに見れば渋田見山よりこちらのピークの方が高いようだ。この峰で昼食をとり、付近に群生して生えるワラビを採って1時間ほどの休憩である。西ピーク〜膝丈の笹薮の中に顕著な踏み跡が続く稜線を下って行く。最低鞍部には水たまりもあるヌタバがあり、少し登り返すと三等三角点の渋田見山であった。樹林に囲まれていて展望はなかったがとても良い雰囲気の山頂である。山頂をカメラに収めた後、「一升瓶逆さま・・・登山口」からの踏み跡を慎重に探しながら稜線を戻ったが西ピークまでそれらしき踏み跡を見つけることはできなかった。西ピーク付近で再びワラビを採り、登った尾根を下ったが、途中で山頂稜線を行きすぎて往復20分ほどロスしたが、林道跡に下り立った。


渋田見山山頂



唐沢山 カラサワヤマ 標 高 1212m 東信の里山 山 域 美ヶ原前衛
登 山 記 録
登山月日 2021年4月15日
登山経路 旧武石村福寿草の里10:10〜唐沢山13:10/13:20〜福寿草の里14:10
行動時間 登り 3時間 下り 50分 合計 4時間 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 「福寿草の里」迄一般道
トレイル 登山道はない 尾根を間違えて踏み跡もない尾根と急斜面の雑木林をトラバースした
水場・トイレ 沢水取れるが飲用は? toiletは登山口には無い
その他 沢伝いに登れば1時間半の行程か
山行記


唐沢山山頂





唐沢山の入山口は武石小原の福寿草群生地からである。ここは「福寿草の里公園」として整備されていたようであるが、今は朽ちかけた仮設小屋があるだけの寂れた場所である。入口には「福寿の泉」と云う標識が有った。広い駐車場に車を停めて獣除けのゲートを開けて林道に入った。「福寿の泉」の湧水地を過ぎて沢の対岸に渡ると林道は谷側が大きく崩落していた。荒れた林道を進んで倒木帯の中林道をショートカットした。そのまま沢を進めばよかったのであるが、沢の対岸に張り出した尾根に取りついてしまった。その位置からは沢の対岸にある唐沢山より取り付いた尾根の方が山容が優れ標高も高かったので取り付いた尾根の最高点が唐沢山山頂と勘違いしてしまったのである。尾根上に踏み跡も赤布もなくすぐに間違いに気づいたのであるが、GPSで確認すると、尾根を登り上げると稜線伝いに唐沢山に続いていることが分かりそのまま尾根を登り続けた。しかし唐沢山とはどんどん離れて行くので急斜面の雑木林をトラバース気味に稜線を目指した。落ち葉で滑り易い斜面をトラバースを続けるのは厳しいので再び小尾根を稜線目指して上り続けた。1時間半もあれば登れると思ってきた唐沢山であるが稜線に登りつくのには2時間半も掛かっていた。稜線上からは下り勾配になって楽に唐沢山山頂に着くことが出来た。GPSトラックを見ると1212mの唐沢山には100m以上も高い尾根から下って来たのである。山頂でランチ休憩の後はGRSで下り尾根を特定して最短距離で登山口に下ったがこの尾根にも顕著な踏み跡はなかった。


浅間岳 センゲンダケ 標 高 998m 東信の里山 山 域 上田市武石
登 山 記 録
登山月日 2020年2月21日
登山経路 武石余里公民館前14:10〜赤松・雑木林直登〜浅間岳15:00〜公民館前15:30
行動時間 登り 50分 下り 30分 合計 1時間20分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 余里公民館前のバス停迄一般道
トレイル 赤松と小灌木の混合林の中を直登
水場・トイレ 登山口付近にはtoilet無い 水場も山中にない
その他 武石余里は「花ももの咲く里」
山行記


浅間岳山頂


入山口の鳥居と福寿草の群生地


武石余里の公民館前のバス停留所に車を停めて近くの民家脇から福寿草の咲く道を進むと小さな鳥居が有った。ネットで知った入山口で、鳥居の裏側のスギ林に入り少し進むと獣除けのフェンスが張り巡らせられてあった。簡易なゲートを潜り、アカマツ林に張り出した尾根にとりつくと掘割状の沢伝いにマツタケ山の境界にテープが張られてあった。テープを良い目印にアカマツと小灌木帯を直登して入山口からは50分ほどで標高差250mを登り切った。山頂は桧の植林地で三等三角点が有ったが山頂標識はなかった。


鳥羽山 トバヤマ 標 高 844m 東信の里山 山 域 上田市丸子
登 山 記 録
登山月日 2020年2月28日
登山経路 腰越諏訪宮9:00〜鳥羽山10:20/10:50〜深山集落11:20〜諏訪宮11:50
行動時間 登り 1時間20分 下り 1時間 合計 2時間30分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 水沼さん。増田さん
情   報
アクセス 諏訪宮まで舗装道路
トレイル 獣除けのフェンス沿いを歩いて山中に入り尾根に登り上げると顕著な踏み跡あり
水場・トイレ 諏訪宮付近ににもtoiletはない
その他 登山道はないがそれなりに踏み跡ある
山行記


雑木林の中の鳥羽山山頂


水沼さん・増田さんと合流し丸子町腰越の諏訪宮に車を付けた。諏訪神社から獣除けのフェンス沿いの地道を進んで山中に入り倒木地帯を歩いて地道の終点に着いた。スマホで位置確認した後右側に高度を落とす小尾根に取り付き大岩を巻いて鳥羽山山頂から派生する主尾根に登りついた。主尾根には顕著な踏み跡が有った、岩稜地帯を登りきると前衛ピークで小さな石祠が立っていた。前衛ピークからは雑木林の尾根に変わり2回ほどのアップダウンを越えて諏訪宮からは1時間20分ほどで鳥羽山山頂に着いた。雑木林の広く平坦な山頂は鳥羽氏の城跡で記念の石碑が立っていた。山頂からは美ヶ原からその後方には槍・穂高連峰が望まれた。落ち葉の上に腰を下ろして軽食取りながら30分ほど小休憩した。
下山は東側に派生するアカマツ林の尾根を下り、キノコ山境に張られたテープ沿いに歩くと最後は地道に出て深山集落に下りついた。深山集落からは車道を歩いて諏訪宮に戻った。朝の内は少し寒さを感じたが穏やかに晴れた春の日を浴びながら、登り1時間20分、下り1時間のお手軽半日登山の鳥羽山ではあった。
下山後は付近にある曝葬遺跡の鳥羽山洞窟を依田川の対岸から見ることが出来た。




岩稜帯を登る・付近にある鳥羽山洞窟


鳥屋城山 トヤジョウヤマ 標 高 851m 東信の里山 山 域 依田窪
丸子城山 マルコジョウヤマ 標 高 684m 山 域
登 山 記 録
登山月日 2023年11月21日
登山経路 鳥屋城跡登山口9:20〜鳥屋城跡9:55/10:10〜小屋坂山・根羽城跡11:05/11:30〜丸子城跡・本廓12:25/13:20〜ニノ廓13:30/13:40〜丸子公園13:55
行動時間 合計 4時間35分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 山人の会+瀬在さん
情   報
アクセス 上田市武石鳥屋の鳥屋城跡登山口まで一般道から狭い地道0.5キロ 丸子公園までは一般道
トレイル 鳥屋城跡までは遊歩道 鳥屋城跡から丸子城跡までは薄いながらも踏跡あり・赤布が下がる
丸子城跡本廓から丸子公園までは遊歩道
水場・toilet toiletは丸子公園 鳥屋城跡の手前に簡易toilet
その他 鳥屋城跡・根羽城跡・丸子城跡をつなぐ
山行記


鳥屋城跡登山口・鳥屋城跡


顕著な堀切から急坂を下る


根羽城跡の小屋坂山で一服休憩



9時前に丸子公園に集合し,、水沼さんの車で武石鳥屋の鳥屋城跡登山口に向かった。登山口になる林道ゲート前には数台の駐車スペースがあった。獣除けゲートを開けて林道を進み、登山道に入って僅かな時間で鳥屋峠方面からの尾根道に合流したが、鳥屋峠方面への道は灌木が生い茂り通行不能状態であった。急登の尾根道を登り切って登山口からは30分ほどで「鳥屋城跡」に着いた。武田信玄に滅ぼされて鳥屋峠に晒し首になった城主の話を水沼さんが語ってくれた。
小さな城跡であるが尾根には顕著な堀切が残っていた。3条の堀切を越えて雑木林の中急坂の尾根を下って行く。約200mほど高度を下げると小屋坂峠で、付近は二重山稜になっていて道迷いしやすい所である。小屋坂峠からわずかに登り上げると「根羽城跡」であるが城跡を思わせるものは何もなかったが、ここは標高695.3mの小屋坂山であって三等三角点があった。落葉に腰を下ろして一服休憩をとった。
根羽城跡からは小さなアップダウンを繰り返しながら快適トレイルを行く。50分ほど歩いて岩稜帯になると滑落防止の手摺のある展望地に着いた。下ってきた鳥屋城山からの道や後方の美ヶ原高原の展望が開けているので岩場に腰を下ろしてランチ休憩をとった。1時間近くも休憩取って数分登ると、なんと「丸子城跡の本廓」で、東屋が立ちベンチもある展望広場であった。「ここで休めばよかったな〜」と思えども後の祭りである。東屋から一段下った広場には「丸子表の合戦」で徳川軍を退けたという看板も立っていた。
本廓からは遊歩道が整備されていて緩く下って「ニノ廓」に着いた。歩いて来た尾根の突端で、展望櫓が立っていた。櫓に登って眼下に広がる丸子の町並みや後方の浅間山から四阿山・根子岳迄の上信国境の山並みの展望を楽しんだ。
ニノ廓からは階段状の遊歩道を下って15分ほどで丸子公園についた。小春日和の中、高齢者登山隊には程よい行程であった。





快適尾根歩きは続く・振り返ると美ヶ原方面


丸子城跡休憩地・本廓案内看板


ニノ廓展望櫓からの展望・四阿山〜浅間山の上信の山々


三郎山 サブロウヤマ 標 高 906m 東信の里山 山 域 長和町
登 山 記 録
登山月日 2020年3月3日
登山経路 長安寺10:45〜三郎山11:20/11:30〜長安寺11:55
行動時間 登り 35分 下り 25分 合計 1時間10分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 長安寺はR142沿いにある
トレイル 取り付きは不明だが尾根には顕著な踏み跡がある
水場・トイレ 長安寺にある
その他 三郎山は長安寺の山
山行記


長安寺と三郎山山頂


三郎山を所有する曹洞宗の禅寺長安寺は付近を威圧するほど大きな屋根を持つ立派な寺である。
付近の農夫に入山口を聞いて長安寺に車を停めた。後方の墓地から沢沿いの地道を少し進んだが尾根に取り付く道がないのでアカマツ林に入って適当に尾根を目指した。20分ほどもがいて尾根に登り上げるとしっかりした登山道が付いていた。茸シーズンには入ることのできないマツタケ山を緩く登って行き、あっけなく三郎山山頂に着いた。山頂もアカマツ林の中で展望は開けていなかった。山よりは寺の思い出深い三郎山ではあった。


弁天山 ベンテンヤマ 標 高 876m 東信の里山 山 域 長和町
登 山 記 録
登山月日 2020年3月3日
登山経路 弁天山山頂散策12:50〜13:00
行動時間 登り 下り 合計 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 長和町学者村第三期工区の最高点まで舗装道路
トレイル 車で山頂横付け
水場・トイレ
その他
山行記


弁天山山頂


長和町の別荘地学者村第三期分譲地の先の最高点が弁天山山頂であった。山頂脇には給水タンクが有り、「大日如来」と書かれた石と小さな石祠そして歌碑と思われる石碑が立っていたが刻字は読めなかった。付近に三角点を探したが見つからなかった。


芦田坂山 アシダサカヤマ 標 高 1084m 山 域 笠取峠
登 山 記 録
登山月日 2019年4月24日
登山経路 笠取峠・学者村の裏山散策
行動時間 登り 下り 合計 5分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 学者村別荘地内の舗装道路の終点
トレイル 砂利道から3分
水場・トイレ
その他 三等三角点峰
山行記

三等三角点の芦田坂山



笠取峠にある別荘地学者村の最高点にある山で、学者村の舗装道路の終点から砂利道を300mほど走って、道路の最高点付近に車を停めた。道路からは山中に入りカラマツ林の下、笹に隠れがちの三角点があった。





中山道笠取峠・学者村別荘地


大沢山 オオサワヤマ 標 高 1158m 東信の里山 山 域 長和町・立科町
登 山 記 録
登山月日 2020年4月19日
登山経路 林道駐車地点〜山頂付近三角点探索12:30〜12:50
行動時間 合計 20分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 県道40号線女神湖方面から笠取峠に下る旧道 一部砂利道
トレイル 道路脇の駐車地点から1分で山頂
水場・トイレ
その他 山頂とは思えない山頂
山行記


薄い笹薮の大沢山山頂


女神湖から立科町中心部に下る県道40号線の途中に笠取峠に下る旧道が分岐している。旧道に入って2キロほど下ると二股に分岐していて右側の林道に入るとすぐにカーナビの画面に大沢山が表示された。山頂と思しき高見は見当たらないが林道に車を停めてスマホで位置確認すると道路脇の笹薮の中の大木に「大沢山」の手製の山名プレートが付けられていた。付近に三角点を探したが三角点は発見できなかった。林道は尾根伝いに学者村の別荘地に下っているようであるが来た道を戻って県道に出た。

午前中に笠取峠付近から旧道を大沢山方面に走ろうと進入してみたが200mほど先で路盤流出で通行不能であった。

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