利尻・礼文島を行く

利尻山 リシリザン 標 高 1721m 日本百名山

山 域

利尻島
登 山 記 録
登山月日 2006年8月20日
登山経路 利尻山北麓野営場9:40〜長官山12:15〜利尻山山頂13:30/14:00〜長官山15:00〜野営場16:55
行動時間 登り 3時間50分 下り 2時間55分 合計7時間15分(休憩時間を含む)
天  候 晴・曇
メンバー 単独

情  報

アクセス 鴛泊港から野営場まで自転車で 道路は舗装道路
トレイル 人気の百名山コース
水場・トイレ キャンプ場の上に甘露水 トイレは野営場と八合目避難小屋などに携帯トイレブース2箇所
その他 人気の山で登山者引きも切らず

山行記


リシリヒナゲシ


ローソク岩と花の山頂


思い出の利尻山山頂にて




利尻山を彩る花々


八合目は一等三角点百名山の長官山


トイレブースと名水の甘露水

日本百名山完登の山として2001年8月16日、息子と二人で極めた思いで深い山である。あの時は霧雨の中であまり良い印象がなく山容もどんな山なのかイメージもわかない。折角礼文島にまできたのだからと、思い切って再登山を決める。いや礼文島よりか実は利尻山のほうが憧れであったのだ。
折りたたみ自転車をフェリーに積むと690円であった。自転車で北麓野営場まで走るには少し急坂過ぎて7割方押してゆくしかなかったが帰りが楽しみである。
野営場に着くとすぐにテントを張り、「この時間から山頂往復は少し厳しいですよ、水は十分持って言ってくださいねというアドバイスを受けて」10時前に登山道に入る。野営場の500m上には名水甘露水が湧いていて、ここで水を補給する。後は真っ直ぐ山頂に伸びた登山道をひたすら登る。ぐんぐん気合が乗ってくるのが自分でも良くわかる。
一等三角点が設置された八合目の長官山には2時間半で到着した。ここで一息入れるまもなく八合目避難小屋そして火山礫でザレた登山道となった九合目から上をを一気に登る。周りには高山植物が目に入るが帰りの楽しみだ。山頂踏んで続々下山してくる中野営場から4時間を切って山頂に立つことが出来た。
しかし山頂は雲の中であって、またしても展望は得られない。たまに薄くなった雲の間からすぐ近くにあるローソク岩もシルエットを映し出すが満足できるものではなかった。
帰りの時間も考えると長居は出来ない。
登山道脇に咲く草花をカメラに収めながら名残を惜しみつつ下山したのである。
思い出のキャンプ場で一晩過ごすことが出来てノスタルジックに浸ることが出来たのは言うまでもない。

 


礼文岳 レブンダケ 標 高 490m 花の百名山

山 域

礼文島
登 山 記 録
登山月日 2006年8月21日
登山経路 礼文島香深港〜自転車〜内路登山口12:10〜礼文岳13:40/14:05〜内路15:15〜自転車〜香深港
行動時間 登り1時間30分 下り1時間10分 合計3時間05分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 登山口は国道沿い
トレイル 人気のトレイルでよく踏まれている
水場・トイレ 登山口にある
その他 山頂付近を散策すると花にめぐり合う

山行記


香深港から登山口の内路までは自転車で走る


一等三角点の礼文岳山頂




花の礼文島を彩る花々


登山道から見る礼文島の丘

利尻山北麓野営場でテントを撤収し鴛泊港に自転車で戻る。礼文島の香深港へのフェリーにはまだ時間がたっぷりとあり、ザックの中を整理する時間が有った。

香深港からは、またまた折りたたみ自転車の出番である。いやカムエクの林道用と礼文島用に自転車を持ってきたのであるから、いよいよ出番なのである。登山口の内路までは10キロあり、自転車で走るには遠くもなく、礼文島の雰囲気を感じ取りながらのサイクリングには程よい距離である。途中コンビニに寄り、食料を調達しながらも登山口には50分ほどで到着した。
ここら辺りで少し天気が怪しくなる。半ズボン姿で登山道に入ると小雨が落ちてきた。やむなく雨着の上だけ着て緩い登山道を急ぐ。
標高500mにも満たない山である。海岸から登っても1時間半あれば十分と思いながら歩く。最初は樹林帯の中を行くのであるが、やがて森林限界を過ぎる。
ハイマツの丘を一回乗り越えて、ここも霧が深くなった中、登山口から思ったとおり1時間半ほどで礼文岳の山頂に立つことが出来た。この山頂もまた一等三角点が設置されていた。
展望の利かない山頂付近をしばらく散策し、花の名山礼文島の花々を探す。レブンアツモリソウは見ることが出来るわけはないが、レブンウスユキソウもどこを探しても見当たらない。お花畑に咲く花を適当にカメラに収め、晴れる見込みのない山頂を後にした。
登山口まで降りた後は又礼文島の周遊道路をゆっくりと自転車に乗って香深港の戻ったのである。
山中は霧雨が降っていたが海岸道路は濡れるほどのこともなかった。

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