北秩父の山
(志賀坂諏訪山・父不見山・二子山・四阿屋山)

諏訪山 (志賀坂) スワヤマ 標 高 1207m ぐんま百名山 山 域 秩父北部
登 山 記 録
登山月日 2018年11月30日
登山経路 志賀坂トンネル登山口9:40〜尾根〜谷コース合流10:30〜諏訪山10:45/10:55〜合流〜登山口11:40
行動時間 登り 1時間05分 下り 45分 合計 2時間 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス R299志賀坂峠tunnelまで
トレイル 尾根コースはよく踏まれているが谷コースは荒れているところもある
水場・トイレ 登山口にはtoiletは無い 水場は沢水とれるが飲用は?
その他 百名山両神山が眼前に見える
山行記


志賀坂トンネル登山口・尾根・谷コース合流点


諏訪山山頂から見る両神山と諏訪山山頂の祠

R299の群馬・埼玉県境の志賀坂トンネルの群馬県側に駐車場と登山口がある。登山道に入るとすぐに谷コースと尾根コースの分岐になっていた。展望の得られそうな尾根コースに入った。植林地をジグザグ切って尾根に登りあげると緩く高度を上げて行きやがて大きな送電鉄塔に出る。大きく開けた場所からは後方に二子山の異様な岩峰が見えた。送電鉄塔からはアカマツ林の少し勾配を増した尾根になり、汗を絞られながら登りあげると谷コースが合流していた。合流点の標識には「山頂まで40分」となっていたが、これは間違いで、この先緩い勾配の登山道を15分ほど歩いて志賀坂諏訪山山頂に着いた。山頂直下では今朝笠丸山で交差した若者が谷コースを30分で山頂に登って、走って下るところであった。トレイルランニングを楽しんでいる若者である。祠のある諏訪山山頂からは眼前に両神山がよく見えた。山頂をカメラに収めた後、合流点に下って谷コースを下ったが尾根コースに比べ少し荒れていた。


父不見山 テテミエズヤマ 標 高 1047m 関東百山 山 域 秩父北部
登 山 記 録
登山月日 2015年11月13日
登山経路 林道西秩父線終点12:35〜杉の峠12:55〜父不見山13:25/13:30〜杉の峠〜林道終点14:05
行動時間 登り 50分 下り 35分 合計 1時間30分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 旧万場町から旧吉田町に抜ける土坂トンネルから延びる西秩父林道終点まで舗装道路
トレイル 登山口に標識ありその先あまり歩かれてはいないが迷う心配はない
水場・トイレ 登山口、山頂にはない
その他 旧万場町側から登られているようだ
山行記


父不見山山頂・杉の峠

武甲山を下りた後、カーナビを父不見山にセットすると、旧吉田町の合角ダムから群馬県神流町に抜ける土坂トンネル方面に導かれる。「これは群馬県側の旧万場町からの登山口に案内されるのだな」と思いながら、合角ダム工事に何度か走ったことのある土坂峠への山道を行く。土坂トンネル手前で左に分岐する西秩父林道に案内される。林道と云っても完全舗装の快適山岳道路である。5キロほど走ると小鹿野町方面から延びる林道長久保線に合流した。そして路肩に父不見山登山口の案内看板が立っていて一安心である。最短登山口に迷うことなく着いたのでラーメンを作って昼食とした。
案内看板の立つ登山道に入るとヒノキの植林地の中あまり歩かれてはいない登山道が続いていた。30分もしない内に尾根に着くと祠の立つ杉の峠であった。杉の峠の名前の由来になったのか、それとも杉の峠に因んで植えられたのか数本の杉の大木が立っていた。いずれも樹勢衰えていて、「もしかして山火事被害に遭ったのでは」と思うのであった。杉の峠上州と武州を結ぶ古道である。里山風情漂う父不見山登山道だが標識もしっかりあって、父不見山(Mt Tetemiezu)と表示されていた。国土地理院の地形図では「テテミズ」山である。杉の峠から埼玉県側は檜の植林地・群馬県側は雑木林の県境稜線を緩く登って行き30分で父不見山山頂に着いた。なんの変哲もない父不見山ではあるが上州旧万場町・武州小鹿野町の地元にとって歴史の山であり、大切に保護されていることが分かるのであった。父不見山は群馬県側からの方が登山者が多いようだ。


登山口と杉の峠


二子山 フタゴヤマ 標 高 1166m 関東百名山

山 域

北秩父 小鹿野町
登 山 記 録
登山月日 2006年12月25日
登山経路 二子山林道登山口7:28〜股峠7:35〜岩登りコース〜二子山西峰8:05/8:30〜一般道コース〜股峠〜登山口8:55
行動時間 登り37分 下り25分 合計1時間27分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 志賀坂峠入口の坂本から舗装道路の林道が延びる
トレイル 股峠で西峰・東峰に分かれる 西峰は岩登りコースと一般道コースがある
水場・トイレ 坂本が登山基地でトイレ水道ある
その他 岩登りといっても長い距離ではない

山行記


四阿屋山と二子山林道から眺める二子山


二子山山頂と山頂の垂直岩場


山頂から見る両神山

R299小鹿野町から志賀坂峠の上り口・坂本に登山口がある。坂本には民宿などもあり特異な岩山・二子山は人気の山なのかと思う。登山口には簡易トイレも設置されていて、ここが表登山口のようである。
R299から分かれて、二子山林道に車を走らせると、岩山の二子山東峰を大きく巻いて二子山の裏側に伸びていた。思いの通り短縮口の裏登山口があり、ここに車を停めて登山道に入ると、東峰・西峰の鞍部股峠には10分もかからず着く事が出来た。坂本の登山口から登れば股峠まで40分くらいはかかるらしい。ここから西峰を目指す。
垂直の岩場をどうして登るのだろうかと少し不安になるが、股峠からすぐ上で上級コースと一般コースに分かれていた。迷うことなく岩場の上級コースに道を選ぶ。鎖を頼りに絶壁の岩場をよじ登る。下を見ると尻がむずむずするようなスリルがある。しかしそれも大した時間ではない。高度差にして100mくらいの岩登りを楽しむと潅木の山頂稜線に達することが出来た。稜線を3回ほど岩場を乗り越えると対岸に両神山が聳える山頂であった。
しばし両神山を眺めながら休憩する。下りは安全な一般コースに道をとり、雑木林の安全なコースをゆっくりと下った。


四阿屋山 アズマヤサン 標 高 772m 日本の山1000

山 域

北秩父 両神村
登 山 記 録
登山月日 2006年12月25日
登山経路 両神村・国民休暇村の休憩舎10:08〜両神神社〜四阿屋山10:38/10:43〜休憩舎11:03
行動時間 登り30分 下り20分 合計55分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 国民休暇村の休憩舎まで舗装道路
トレイル 両神神社から上は岩場もあるが鎖が下げられている
水場・トイレ 休憩舎にある
その他 休暇村はきれいに整備された園地

山行記


四阿屋山山頂と眼前の両神山

日本百名山・両神山に登って以来、久しぶりの両神村入りである。
村の入口に近い国民休暇村はきれいに整備された公園であって、車を乗りつけると休憩舎まで進入することができた。(2キロくらい手前の駐車場から先は車の進入が規制されている)
休憩舎からフクジュソウの保護・育成畑を見ながら歩径路を進み、杉林の急坂を上ると両神神社奥社が立っていた。更に神社の奥に進むと四阿屋山への岩場の登り口になっていた。鎖も下げられた岩場を50mほど登ると眼前に両神山が開ける山頂に着いた。先ほど登った二子山の見事な鋭鋒も良く見ることが出来た。


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