奥多摩の山U
(川乗山・高水山・岩茸石山・棒ノ折山・鷹ノ巣山)

川乗山 カワノリヤマ 標 高 1363m 花の百名山

山 域

奥多摩


百尋の滝と川乗山山頂

登 山 記 録
登山月日 2005年5月10日
登山経路 氷川国際マス釣り場駐車場6:00〜川乗橋6:15〜細倉橋6:55/7:10〜百尋の滝7:55〜川乗山9:35/9:50〜百尋の滝10:55〜細倉橋11:30〜川乗橋12:10〜駐車場12:25
行動時間 登り3時間35分 下り2時間35分 合計6時間25分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 登山口までは舗装道路 川苔林道の通行が出来れば1時間短縮できる
トレイル 百尋の滝までは渓流を見ながら その先は緩やかなトレイルが続く
水場・トイレ 百尋の滝の上部に水場ある トイレは日原街道沿いから上には無い
その他 百尋の滝までの渓谷はすばらしい

山行記

奥多摩駅を過ぎてすぐの信号を右折すると日原街道へ入ることができた。夜になっては勝手がわからず登山口の川乗橋を確認した後、1キロほど下流のマス釣り場の駐車場で車内泊とする。

(深夜2時過ぎに目が覚めて後は寝付かれなくなる。こんなことをしていては無駄と知り、20キロほど離れた高水山に向かう。青梅市の軍畑駅から平溝を目指すが、なかなか登山口がわからず車を走らせていると上成木から高水山常福院への参道に出た。案内通りに進むと常福院の駐車場に着き、そこから10分でまだ開けやらぬ中の高水山を踏んだのである。まーこれも数のうちと委細かまわぬことにする。急いで川乗山登山口に戻る。)

日原街道沿いには駐車場もないので昨夜停めたマス釣り場の駐車場に車を止める。早朝6時前では管理人も見えない。
山を下った後、事情を話して駐車料金を払おうと決めて日原街道を川乗橋まで1キロほど歩く。
川乗橋から上の川苔林道は通行止めになっていた。ゲートの脇を抜けてきれいに舗装された道を急ぐ。45分ほどで登山口となっている細倉橋に着いた。ここで朝食をとって川苔谷の渓谷美を堪能しながら百尋の滝まで進む。
奥多摩にこんな渓谷があったのかと、まさに目から鱗の驚きで、奥黒部にきたような錯覚に陥るのであった。
百尋の滝は帰りの楽しみにして登山道を急ぐ。尾根道の急登もあるがよく整備され緩やかな登山道を登り切ると、都会の里山川乗山に着いた。ここも誰もいない静かな山頂であった。雲取山やそれに続く奥秩父への稜線も見えるが山座同定はできない。
しばし休憩し、来た道を下る。百尋の滝に下る頃には後続の中年登山隊が登ってきて、5組ほどのパーティと挨拶を交わしながら下る。
百尋の滝をカメラに納め渓谷を慎重に下って、登山口の細倉橋に着いた。しばらく林道を下ると4台の地元車両が川苔林道に入り込み駐車していた。川苔橋についてゲートを確認すると通行止めの看板はかけてあるがゲートには鍵がかけてなかった。
なんだか少し損をしたような気分になったが、マス釣り場に戻ると駐車場には誰もいなくて料金も必要なかった。
これで帳消しという気分で日原街道を走り、奥多摩街道を柳沢峠に抜けて帰路に就いたのである。

 


高水山 タカミズヤマ 標 高 759m 花の百名山

山 域

奥多摩
登 山 記 録
登山月日 2005年5月10日
登山経路 高水山 常福院駐車場4:35〜常福院〜山頂4:45〜駐車場4:55
行動時間 登り10分 下り10分 合計20分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 上成木から常福院までは少しは荒れているが問題なく車で入れる
トレイル 階段を登って
水場・トイレ  
その他 高水不動尊の信仰の里山


夜明けの高水山山頂と高水山不動尊常福院


岩茸石山 イワタケイシヤマ 標 高 793m 関東百名山

山 域

奥多摩
登 山 記 録
登山月日 2007年2月26日
登山経路 奥多摩町・八桑13:20〜名坂峠〜岩茸石山14:30/14:35〜八桑15:20
行動時間 登り 1時間10分 下り 45分 合計 2時間 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 川井から大丹波川沿いに入り八桑バス停まで舗装道路 駐車場も近くにある
トレイル 急坂の杉林の中余り歩かれていない
水場・トイレ 沢水あるが飲用は? トイレは登山口付近で
その他 こちらからは登山者が少ないようだ

山行記


岩茸石山山頂から見る棒ノ折山方面

棒ノ折山を奥茶屋に下りて青梅線川井駅に下る途中に八桑バス停がある。岩茸石山の裏登山道はバス停の脇から延びていた。
駐車場探しに少し時間がかかったがバス停から200mほど下流に大きな無料?駐車場があった。
登山道脇には大丹波牢死者供養塔の案内もあった。この山中に昔は牢獄があったのだろうかと想像すると「さもあらん」と思う「山深き・谷深き地」である。3軒ほどの人家を過ぎると山道となり杉林の中に入る。最初は沢沿いの石ころの道であるが、やがて乾いた尾根道となる。徐々に傾斜を増して棒ノ折山からの縦走路が交わる名坂峠には1時間ほどかかって到着した。更に傾斜を増した登山道を僅かに登って、岩茸石山山頂に立った。
高水山や棒ノ折山が午後の陽を浴びて輝いていた。
午前中登った御前山そして棒ノ折山、いずれも登り1時間少しの山ではあるが1日3山目の岩茸石山も同じ時間を要して、いささかお疲れである。少し休んだ後、ここも往路を急いで八桑に下って、2月の登山は満足のうちに終了し飯能から藤岡を廻って自宅に戻ったのである。


棒ノ折山 ボウノオレヤマ 標 高 969m 関東百名山

山 域

奥多摩
登 山 記 録
登山月日 2007年2月26日
登山経路 奥多摩町・奥茶屋10:55〜ワサビ田〜山ノ神〜棒ノ折山12:05/12:20〜奥茶屋12:55
行動時間 登り 1時間10分 下り 45分 合計 2時間(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 奥茶屋は大丹波川の車道終点近くになる
トレイル ワサビ田を過ぎると山頂直下まで杉林 山頂直下は少し急坂
水場・トイレ 水場・トイレともに登山口で
その他 飯能側からゴンジリ峠に登るのが表登山道のようだ

山行記


岩茸石山から眺める棒ノ折山とその山頂

奥多摩町川井から大丹波川に沿って車を走らせる百間茶屋で飲料を購入し登山口を確認する。
登山口の奥茶屋から更に奥に延びる大丹波川林道は秩父方面につながっている様だが道路の状況は分からない。
奥茶屋の登山口から大丹波川の支川の小沢沿いに少し登ると沢水を上手く引き込んだワサビ田になっていた。盗掘を防ぐ為に厳重に有刺鉄線やネットが張られていた。小さな山の神の石祠が立つ辺りから杉林となっていて傾斜をましながら山頂直下まで続いていた。スギ花花粉の飛散が始まって花粉症のひどい私は手鼻をかみながらジグザグ道を登る。やがて潅木になると棒ノ折山山頂に到着した。眼前は埼玉県飯能市方面である。ベンチで昼食を取りながら15分ほど休憩し、往路を急ぎ下った。


鷹ノ巣山 タカノスヤマ 標 高 1737m 関東百名山

山 域

奥多摩
登 山 記 録
登山月日 2007年5月19日
登山経路 奥多摩町峰谷・奥登山口6:15〜浅間神社6:35〜鷹ノ巣避難小屋8:20/8:25〜鷹ノ巣山8:50/9:10〜避難小屋〜登山口10:35
行動時間 登り 2時間35分 下り 1時間25分 合計 4時間20分(休憩時間を含む)
天  候 小雨・曇
メンバー 単独

情  報

アクセス 峰谷から奥集落への道路は狭いが舗装道路
トレイル 登山口が悪路であるが浅間神社から先は良く踏まれている スギ・ヒノキの造林地を過ぎるとミズナラなどの中緩やかなトレイル
水場・トイレ 避難小屋手前10分のところに水場ある トイレは避難小屋
その他 ログハウスの素晴らしい避難小屋ある

山行記


霧の鷹ノ巣山山頂


ログハウスの避難小屋と浅間尾根で見た何の花?

前日、小河内ダム湖畔の峰谷から鷹ノ巣山登山口の奥集落まで入って下調べをすることが出来た。
小河内ダム湖畔の駐車場で朝を向かえ、迷うことなく奥集落まで車で入る。部落の道路脇のノスペースに車を停めさせてもらう。(浅間神社登山口まで車が入れる 駐車スペースもある)
登山支度をしていると意地悪く雨が降ってきたが、脅かし雨であることは分かる。雨着を付けて傘さして登山道に入る。浅間神社への登山口は急坂でロープも下げられていて先が思いやられる。直ぐにスギの造林地に入り、雨もスギ林の中では気になるほどでもなく、20分ほどで浅間神社に着く。ここから少し傾斜をました登山道になるが長いことではない。昨日の疲れが残り余りペースが上がらない。スギ林を過ぎると傾斜も緩みミズナラ等の雑木林の中の広く明るい登山道になる。ここからは本当に快適な浅間尾根のトレイルを1時間ほど歩くと山腹を巻くようになり、水場に着いた。尾根の直下に涸れそうな水が樋を伝って流れていた。更に5分ほどでログハウスの避難小屋に到着した。
避難小屋から防火帯に切り開かれたのかと思うほど広い尾根の急坂を30分程登ると鷹ノ巣山山頂であった。

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