下越の里山

(菅名岳・村松白山・日倉山・不動堂山)

菅名岳 スガナダケ 標 高 909m 越後百山

山 域

菅名連峰
登 山 記 録
登山月日 2006年11月15日
登山経路 五泉市小山田彼岸桜駐車場8:00〜登山口8:20/8:30〜椿平9:20〜菅名岳山頂10:20/10:25〜登山口11:40〜駐車場11:55
行動時間 登り2時間20分 下り1時間30分 合計3時間55分(休憩時間を含む)
天  候 時雨
メンバー 単独

情  報

アクセス 五泉市小山田駐車場から先は林道工事のため閉鎖されていたが登山口までは舗装道路
トレイル 登山口からいきなり500段の木製階段を登る 尾根道は里山風情がたっぷりの癒される登山道が続く
水場・トイレ 水は登山口手前の林道で 登山口にトイレある 
その他 ユキツバキが群生する里山

山行記


菅名岳山頂


ユキツバキの群生地

五泉市・小山田彼岸桜駐車場の登山口に着いても雨の止む気配はない。新潟の冬の名物時雨模様が続いている。思案しながら登山口付近を車でうろうろしていると平野部の空が明るくなってきたのを見て再び登山口に向かう。
雨を覚悟して雨着・ゴム長靴姿で支度していると工事関係者が車で乗りつけた。どうやらこの先の林道は工事中らしい。登山者が入っても問題ないことを確認し、小山田彼岸桜駐車場をでて林道を進むと、10分もしないうちに林道が陥没していて工事中であった。そしてそのすぐ先の登山口のトイレで用を済ませ、登山ポストに届出を記入して登山道に入る。
小さな沢にかかる桟橋を渡ると木製の階段となって尾根まで続いていた。下山時に確認するとその数500段を超えていた。このおかけで一気に高度を稼ぎ、登りついた丸山尾根はヒノキやブナ林の中緩やかに椿平に延びていた。椿平付近はユキツバキの群生地となっていて花の咲くころを想像するとワクワクさせられるのであった。その先は少し傾斜をまして、雷のなる中、雨が霰や雪に変わる時雨空の下、菅名岳山頂を踏むことが出来た。


白山 ハクサン 標 高 1012m 越後百山

山 域

蒲原平野背後
登 山 記 録
登山月日 2006年11月15日
登山経路 村松町慈光寺登山口12:50〜尾根線〜白山山頂14:35/14:40〜登山口15:55
行動時間 登り1時間45分 下り1時間15分 合計3時間05分(休憩時間を含む)
天  候 時雨
メンバー 単独

情  報

アクセス 慈光寺までは問題ない
トレイル 尾根までの20分はきつい傾斜だが尾根道は緩やかな登山道
水場・トイレ 登山口の慈光寺で
その他 山頂には立派な避難小屋ある

山行記


雪の白山山頂


二等三角点と低山とは思えない豪華な避難小屋

登山口の慈光寺参道の杉並木は見事なものである。
慈光寺境内に駐車して林道を少し歩くと、田村線の登山口がある。そのまま川沿いに進むと尾根線登山口となっていた。尾根線を登り田村線を下る周遊コースが人気のようである。登山口からはいきなりの急坂となるが登山道はよく整備されていて、雨傘差して登っても、少しも苦にならないようにジグザグをきってあった。登山口からは20分ほどの急坂を登ると尾根道に着く。ここから先は雑木林の中の緩やかな登山道となって山頂に続いていた。一部急坂もあるが心配するほどのことはない。小学生の学校登山には手頃な山という感じの登山道を登り詰めると立派な避難小屋の立つ山頂に到着した。中を覗いてみるときれいに清掃されていて本当に一晩ここで泊まりたくなるような佇まいであった。昨夜からの雨が山頂では雪になっていて綿帽子を被った三角点や山頂標識が初冬の装いであった。蒲原平野の最先端の山として新潟県民に親しまれていることを実感する白山であった。


日倉山 ヒグラヤマ 標 高 844m 新・花の百名山

山 域

五泉市・旧村松町
登 山 記 録
登山月日 2008年5月1日
登山経路 旧村松町・高石7:35〜日倉山10:55/11:45〜高石13:45
行動時間 登り 3時間20分 下り 2時間 合計 6時間10分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 高石登山口は県道脇
トレイル 余り踏まれていない 藪が被さり、山腹は崩壊地もある
水場・トイレ 沢水は随所で取れる トイレは登山口にもない(民家あるが)
その他 代表花はユキツバキも菅名岳のほうが勝る

山行記


日倉岳山頂と藪の中に咲くユキツバキ

旧村松町の早出川ダムを目指し、山間部の最後の集落から国道49号線に抜ける県道を左に入ると直ぐに登山口のある高石に着く。20軒ほどの集落であるが今はそれほど生活している家も無い様で空き家が目立つ。
村松町が立てた「日倉山・日本平山登山口」の案内看板も消えそうで、余り訪れる人もいないようだ。民家の脇を抜けて杉林の中を進み、大沢を徒渉すると本格的な登山道になっている。30分もすると送電鉄塔に着いた。ここで朝食をとる。送電鉄塔からは日倉山から流れる大沢沿いに下る。余り歩かれていない道で、登山道に藪が被さり少々煩わしい。朝露を浴びて登山口が濡れる。後は大沢に沿って徒渉・高巻などをを繰り返し、高度を上げてゆく。増水時には少々危険を感じる徒渉箇所もあるので要注意である。斜面に切られた登山道も路肩の崩壊が激しく滑落の危険もある。里山とはいえ傾斜のきつい越後の山である。沢に滑落すれば大きな事故になりかねない。慎重に慎重に登る。
稜線に近くなると雪渓が現れる。ガイドブックでは高石から2時間半の行程であったが、ゆっくり登ったら3時間20分もかかってビックリした。結局大沢は山頂直下の稜線まで延びていた。稜線からは日本平山に延びる登山道が分かれていたが、大きな鞍部を越えていて結構時間が掛かりそうであった。
山頂は切り開かれた草むらの中に標識と三角点が埋もれそうなっていて、訪れる人も少ない寂しい峰であった。小鳥のさえずりを聞きながらゆっくりと休憩を取り、登山道脇のワラビを摘みながら往路を下った。

代表花のユキツバキは藪の中にまだ名残を惜しんで咲いていた。

 


不動堂山  フドウドウヤマ  標 高 557m 新潟百名山

山 域

 五泉市後背

登 山 記 録
登山月日  2018年10月6日
登山経路

 林道ゲート6:35〜鉄塔8:20/8:50〜不動堂山9:50

行動時間   登り 1時間45分 下り 1時間 合計 3時間15分 (休憩時間を含む)
天  候  晴
メンバー  単独

情  報

アクセス  登山口の福田石材工場まで舗装道路
トレイル  鉄塔までは良く踏まれているがその先は藪が被さる煩い登山道が続く
水場・トイレ   林道で水取れるが飲用は? toiletはない 
その他  鉄塔から先一部藪漕ぎ」
山行記


不動堂山山頂

五泉市の不動堂集落の山際にある福田石材店が不動堂山の登山口である。石材店の裏側から山中に延びる林道はチェーンで車両進入規制されていた。林道を10分ほど歩くと杉林の中に登山道が続いてい、てジグザグ切りながら稜線に登り尾根道を杉林の端まで歩くと送電鉄塔が立っていた。季節外れの暑さで、ここまでで早朝にもかかわらず汗びっしょりかいた。鉄塔の先は藪の被さる道で赤布を追うが長い距離ではなかった。やがて明瞭な登山道が現れるが藪が被さり気味である。新潟百名山不動堂山あまり歩く人も無いのだろうかと思う。何度か急坂を登るがそれほど苦になることも無く、山頂とは思えない不動堂山山頂に着いた。山頂からは菅名山と峰続きの大倉山方面が開けていた。山頂に腰を下ろして朝食を摂りながらゆっくりと休憩した。下山は緩い登山道を1時間ほどで下ることが出来た。

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