上州の山-2

浅間隠山・鼻曲山・留夫山・角落山

日本二百名山 浅間隠山 アサマカクシヤマ 標 高 1757m

山 域

西上州
登 山 記 録
登山月日 2001年12月1日
登山経路  倉淵登山口8:10〜浅間隠山頂9:20/10:00〜登山口11:00
行動時間 登り1時間10分 下り1時間 合計2時間50分(休憩時間含む)
天  候  晴
メンバー 単独

情  報

アクセス R406二度上峠の先に登山口ある
トレイル 最初は沢の中を歩き後は雑木林のトレイル
水場・トイレ なし
その他 浅間山の展望随一
山行記

   
 麓から浅間隠山頂

初冬の快晴の中、冠雪した浅間山を目の前に見てきた。一人だけの山頂かなと思っていたが続々と後続が登ってきた。
1時間少しで登れるので、天気を確認してからくる夫婦登山隊が多いのだろうか。眼前のゴルフ場も箱庭のようで特に違和感はない。

 


信州百名山 鼻曲山 ハナマガリヤマ 標 高 1629m

山 域

上信国境
登 山 記 録
登山月日  2002年4月6日
登山経路 小瀬温泉8:20〜鼻曲山山頂10:00/10:35〜小瀬温泉11:50
行動時間 登り1時間40分 下り1時間15分 合計3時間30分(休憩時間含む)
天  候 薄曇
メンバー 単独

情  報

アクセス 軽井沢町小瀬温泉から
トレイル 雑木林の中
水場・トイレ 登山口から先にはなし
その他  
山行記

 
鼻曲山(小天狗)山頂      

長野マラソンのトレーニングも700キロ近い走り込みを済ませ、大会まで1週間と迫った4月6日、帰宅の途中いつも見慣れた鼻曲山に登って気分転換を図った。
大事な大会の前に足の怪我・故障だけは避けなければならない、という気持ちからハイキング程度で済む山を選んだのである。

軽井沢と横川の上信国境にあるのが鼻曲山である。
軽井沢から見て、どこにあるのか分からない東山の稜線の一部でしかないこの山も、群馬県の特に横川周辺から北東部を眺めると、浅間山の前衛に位置し、頂上直下がしゃくれた正に鼻が曲がったように見えるユニークな山、これが鼻曲山である。この山は信州百名山にも数えられている。
3月に霧積温泉に回って下調べをした時、結構登り甲斐があることを知り、軽井沢の小瀬温泉からの省エネコースを選んだ。小瀬温泉は軽井沢の中でも更に奥深い場所にあり、隠れたリゾートとして由緒ある温泉である。小瀬温泉ホテルに駐車して鼻曲山を目指すが、どこを見渡してもその案内看板は出ていない。どうやら野暮なものは自然に似合わないと言う環境と景観保護の為であろうか、歓迎である。
温泉宿の裏手の道に見当を付けて登り始め、10分も行くと林道に出る。右に行くか左に行くか迷ったが方角的に右側と判断し緩やかに下りながら歩を進めるが、15分も進めば下っていることに気づき、砂防ダムの脇から林道の支線らしき道を左に入る。途中から藪をかき分けながら進むと、又林道に出た。どうもこれが最初の林道の左側を来た道のようである。まだ芽吹き前で藪こぎも大した苦労もしなかったので損した気分はしない。
落葉松の植林の中の道を振り返れば浅間山が樹間に聳える中、緩やかなトレイルは快適である。頂上直下の級登もあえぐほどのこともなく、心地良い汗をかきながら、鼻曲山小天狗の頂上へ到着した。
今日も一番乗りの山頂である。
薄曇ながら、正面に浅間山・右側に四阿山・そしてそれに続く白銀の志賀高原から谷川連峰まできれいに見える。左側に目を転ずれば、中信の山々・佐久から奥秩父の山々がこれも遮るものがない。昨年秋から重点的にこの山々を登ったので感慨も一入である。
残雪で縞模様の浅間山をカメラに収め、一息ついていると霧積からの登山者が到着した。聞けばゆっくり登って3時間かかったとのことである。
しばし展望をたのしんだ後、鼻曲山に回れば絶壁に近い頂上からは関東平野が一望のもとである。芽吹き前の高原の景色を楽しんだ後往路を下り、昼前に小瀬温泉についた。
お手軽登山を楽しんだつもりも、結構な時間がかかり気分は上々の鼻曲山ではあった。

 


留夫山 トメフヤマ 標 高 1590m 一等三角点高度順百座

山 域

上信国境
登 山 記 録
登山月日 2006年1月30日
登山経路 中仙道碓氷峠・熊野神社11:10〜一の字山12:00〜留夫山13:00/13:15〜一の字山〜熊野神社14:25
行動時間 登り1時間50分 下り1時間10分 合計3時間15分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 熊野神社までは何も問題ない舗装道路
トレイル 緩やかな雑木林の中を歩く
水場・トイレ 熊野神社の休憩所で
その他 この時期思ったほどの積雪も無く

山行記


一等三角点留夫山山頂


雑木林のトレイルと熊野神社

群馬県と長野県境にある熊野神社には中学2年生以来であるから50年近い年月を経て訪れることが出来た。これも山登りをしているからの事と思う。両県に跨って建てられた社殿にお参りして登山口に向かう。群馬県側に少し下ったところに鼻曲山の登山口があった。雑木林の中の道を進み緩やかな稜線に出る。ことの他雪が多い年であるが少しも多いとは思えない雪道を歩いて一の字山につく。山頂標識を探すが見つからないので道を急ぐ。
一旦少し下って木の間越に見える留夫山を目指す。昨年12月10日以来一月半ぶりの登山とマラソン練習の疲れの為少しもピッチが上がらない。何回か息を整えながらヘロヘロ状態になりながらようやく留夫山に到着した。
一等三角点標石は雪の下にありピッケルで掘り出してカメラに収めた。2006年の初登りは少し厳しいがそれでいて思い出の残る登山であった。

 


角落山 ツノオチヤマ 標 高 1393m 日本の山1000

山 域

浅間山周辺
登 山 記 録
登山月日 2006年4月22日
登山経路 赤沢林道途中に駐車12:05〜女坂登山口12:45〜鞍部13:20〜角落山13:45/14:15〜登山口14:55〜林道途中15:30
行動時間 登り1時間40分 下り1時間15分 合計3時間25分(休憩時間を含む)
天  候 薄曇り
メンバー 単独

情  報

アクセス 二度上峠への道を走りはまゆう山荘の前から林道に入る。林道は荒れている女坂の登山口まで40分の地点で土砂崩壊のため通行止めとなっている。
トレイル 涸沢の中を歩き鞍部へ。鞍部からは急坂をよじ登る。
水場・トイレ 女坂登山口のすぐ上に水場あるがトイレは無し
その他 林道途中、白沢から荒れた男坂の登山道がある。

山行記


二度上峠付近からの角落山


山頂〜見る鼻曲山・浅間山・浅間隠し山


山頂

二度上峠を下ると先端が尖った、特徴ある山が見えてくる。これが角落山とすぐ分かる。
はまゆう山荘前に小さな案内看板があり、林道へ導いてくれる。荒れた林道を少し入ると二股に分かれた場所で両方向とも通行止めになっていた。ここに車を停めて案内に従い、左側の赤沢林道を歩く。やがて大きな崩壊場所がある。
女坂の登山口までは40分ほどであった。昨年までここまで車が入れたのだろうか。駐車スペースもしっかり整備されている。
登山道は涸れた沢をしばらく歩き剣ノ峰との分岐までは30分である。ここで一休みしていると剣ノ峰を登った夫婦が下りてきた。剣ノ峰のほうがわずかに高いのであるが迷わず急坂の登山道を角落山に向かう。
30分ほどあえぐとさえぎる物のない山頂に到着した。
今冬登った留夫山、鼻曲山や浅間隠し山が目の前で浅間山の露払いをしている。そして左側には上信越の山々が真っ白い峰を見せていた。

 


桟敷山 サジキヤマ 標 高 1931m

山 域

鹿沢高原
村上山 ムラカミヤマ 標 高 1747m 山 域
登 山 記 録
登山月日 2019年6月4日
登山経路 桟敷山 桟敷林道登山口6:55〜桟敷山山頂7:40/8:00〜登山口8:30
村上山 休暇村登山口9:05〜村上山山頂10:05/10:20〜登山口11:00
行動時間 桟敷山 登り 45分 下り 30分 合計 1時間35分 (休憩時間を含む)
村上山 登り 60分 下り 40分 合計 1時間55分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 桟敷山林道はR292から分岐する舗装道路
「休暇村鹿沢高原」の施設まで舗装道路
トレイル 両山共にカラマツ林などの樹林帯に緩く快適トレイルが続く
水場・トイレ 桟敷山は鹿沢温泉で 村上山は休暇村の施設にある
その他 両山共にファミリー登山の山

山行記

【桟敷山】

湯ノ丸高原の地蔵峠からR292を鹿沢温泉に少し下ると右側に桟敷山林道が分岐していた。分岐のすぐ先に桟敷山登山口の駐車場があったが、これを見落として数百メートル進むと林道脇にも登山口もあった。
登山道に入ると草原のセンベイ平を経て、林道入り口からの登山道が合わさると樹林帯に登山道は延びていた。緩くジグザグ切った登山道を進み、笹原の中の小桟敷山への分岐からわずか先に桟敷山山頂であった。山頂のベンチに腰を下ろして四阿山や嬬恋高原の展望を楽しみながら朝食をとった。下山は小桟敷山方面に少し足を延ばして、展望台の岩場から湯ノ丸高原を見て登山口に戻った。

 

【村上山】

「休暇村鹿沢高原のホテル棟の奥が村上山登山口である。ホテル棟のすぐ裏の登山口を入って林道を少し進むと登山道が樹林帯に入っていた。登山道はカラ松の純林の中緩く快適に登って行く。山頂までの標識もあって安心である。東屋の立つ休憩舎を過ぎて少し傾斜の増した登山道を登って村上山山頂に着いた。山頂からは嬬恋村の全景や田代湖そして四阿山がよく見えた。浅間山も指呼の間に見えたが山頂に霧がかかっていた。汗をぬぐいながら展望を楽しんだ後往路を走るように下った。ここもまたファミリー登山には良い山ではある。

 

山行の記録に戻る