北信五岳&北信濃の里山
(飯綱山・霊仙寺山・高デッキ
・戸隠山・戸隠西岳・一夜山・黒姫山)

飯縄山 イイヅナヤマ 標 高 1917m 日本二百名山 山 域 北信五岳
笠山 カサヤマ 標 高 1553m 北信の里山 山 域
登 山 記 録
登山月日 2020年3月12日
登山経路 一ノ鳥居苑地8:20〜南登山道入口8:35〜駒つなぎ9:40〜南峰10:30〜飯縄山10:40/10:50〜南峰〜西・南登山道分岐11:15〜笠山尾根下降点11:35〜笠山12:05/12:15〜一ノ鳥居跡13:15〜一ノ鳥居苑地13:30
行動時間 合計 5時間10分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス バードライン長野Country前が一ノ鳥居苑地駐車場
トレイル 駒つなぎまでは緩い登山道その先は残雪歩き 笠山は上部は残雪歩き下部は薄い藪山
水場・トイレ 駐車場にtoilet自販機あるがその先にはない
その他 笠山に夏道はない
山行記


南登山道入口・南峰直下の鳥居

 
南峰・本峰


主目的は未登頂の笠山であったがせっかくなので飯綱山も登ることにした。
バードラインの一ノ鳥居苑地の駐車場に車を停めて10分ほど車道を歩いて南登山道入口に着いた。登山口には10台くらい停められる駐車スペースもあって、登山者と思える4台の車が停まっていた。登山道に入るとすぐに一ノ鳥居跡に着き本格的登山道になっていた。3回目の南登山道でカラマツ林の中緩く快適に登って行く。笠山に直登する登山道があるのではないかと注意しながら登り、2回ほど薄い踏み跡に入って道を探したが笠山に直登する登山道はなかった。登山口から1時間ほどの「駒返し」までは緩いトレイルであったが、その先は氷結した残雪が現れ傾斜も一気に増していた。汗かきながら稜線に登りつくと戸隠中社への西登山道が分岐していた。分岐からはわずかで飯縄神社の立つ飯縄山南峰に着いた。ここまでは登山道入口からはジャスト2時間であった。ここで引き返そうかと思ったが10分ほど先の飯縄山本峰へ向かった。途中足を滑らせて転倒するアクシデントが有り、上着のポケットに入れておいた車のキーを落としてしまった。本峰を踏んで戻る際にキーが無いことを知り、気が付いたのが転倒場所のすぐ近くであって、付近を探すとキーを探し当てることが出来るという幸運が有った。
稜線分岐から戸隠中社への道に入り、15分ほど歩いて笠山に派生する残雪の尾根を下り、鞍部から少し登り返して笠山山頂に着いた。笠山山頂は平坦で広い山頂で、手製の山頂プレートが樹木に括り付けられてあった。笠山からの尾根下部は雪が消えていて薄い藪の中を強引に下り、三角点のある場所からは再び残雪が現れて赤テープが一ノ鳥居跡の林道に導いていた。笠山には夏道がないことを知った。




笠山山頂



日本二百名山
信州百名山
飯綱山 イイヅナヤマ 標 高 1917m

山 域

北信濃
登 山 記 録
登山月日 2002年11月11日
登山経路 表登山口8:40〜南峰11:10〜北峰11:35/12:10〜登山口13:40
行動時間 登り2時間55分 下り1時間30分 合計 5時間(休憩時間含む)
天  候
メンバー ミッキー稲垣氏と二人

情  報

アクセス 戸隠バードラインから
トレイル 良く踏まれているが急登が続く
水場・トイレ なし
その他  

山行記


同行の稲垣氏

遠来のミッキー氏を信州向かえ新雪に輝く飯綱山に登った。
急坂の七曲を登ってバードラインに出ると路肩には雪が残っている。11月中旬というのに今年はいかにも早すぎる。登山口の反対側にあるゴルフ場もクローズしている。
表登山口の駐車場には、路面が氷結していて入ることが出来ないので、やむを得ず路肩に駐車する。登山口の鳥居をくぐるともう完全な雪山である。
カラマツがまだ金色の葉をつけているのに雪が来て季節がずれていることが良く分かる。
新雪の登山道には足跡が残り、昨日山に登ったものがあることが分かる。石仏の案内が続き、千日大王屋敷跡の水場を過ぎ、急坂を上って天狗の硯石につくと、ようやく登ってきた道を振り返ることが出来る。ここで一息入れて、いよいよ雪道の急登をよじる。汗が吹き出てくる。戸隠への分岐を左に分けるとわずかで飯縄山南峰に到着した。
黒姫山・高妻山が眼前に開け、妙高山から火打山・焼岳のおなじみの頚城山塊が真っ白な姿で聳えている。
先行者のトレースもここまでで、主峰北峰までの稜線は処女雪である。生まれて初めての新雪ラッセルをおずおずと進める。深いところは腰まで埋まる中、ゆっくりゆっくり進む。なんともいえない感激だ。内股を新雪が刺激してえもいわれぬ気持ちになる。わずか300mくらいを20分ほどかけて北峰に着いた。高妻山や北アルプスには黒い雲がかかり怪しい天気になるが同行の稲垣氏と感動の握手を交わし登頂を喜んだ。雪がなければそれほどの感激もないと思われる山頂だ。本当に素晴らしい飯綱山に登ることが出来たものと思う。写真と昼食の休憩を30分ほどとった後、名残を惜しんで下山にかかった。南峰に戻ると地元の登山者が4人で登ってきた。毎日飯綱山登山をしているとかである。長野市民の山で親しまれていることが良く分かった。気温も上がり雪解けが進んですべり易くなった登山道に足を取られながら何度も尻餅をついて駐車場に下った。 

 


飯綱山 イイヅナヤマ 標 高 1917m 日本二百名山

山 域

北信
登 山 記 録
登山月日 2010年1月30日
登山経路 戸隠中社ゲレンデ〜瑪瑙山〜飯綱山〜南峰〜西南尾根〜神告げ温泉
行動時間 登り 下り 合計 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 「チーム・こば」山スキー

情  報

アクセス 中社ゲレンデ駐車場
トレイル バックカントリースキー
水場・トイレ ゲレンデを外れるとない
その他 樹林帯を下り

山行記

初めての本格的バックカントリースキーであった。

 


霊仙寺山 レイセンジサン 標 高 1865m 信州ふるさと120山 山 域 飯綱山
登 山 記 録
登山月日 2017年5月24日
登山経路 五社権現登山口8:40〜スキー場分岐10:00〜霊仙寺山11:10/11:30〜登山口13:20
行動時間 登り 2時間30分 下り 1時間50分 合計 4事案40分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 吉川女史と
情   報
アクセス 霊仙寺湖北方から最後は砂利道になるが乗用車でも問題なし
トレイル 直登・急登が続くが樹林帯の中快適トレイル
水場・トイレ 霊仙寺湖周辺は休養施設があるのでtoilet・自販機あると思う
その他 飯綱山と峰続きだが展望も優れ静かで良い
山行記
 
霊仙寺山山頂

霊仙寺山は飯綱山の陰に隠れて登る人も少なかったが「信州ふるさと120山」に指名されてそれなりの登山者があるようだ。霊仙寺湖から北方の登山口案内を進むと最後は砂利道となって登山口に着いた。先着の車が一台停まっていて、支度をしていると老夫婦が軽トラックで乗り付けた。山菜取りのようである。登山道は五社権現の遺構の参道を進み一端林道に出た後は雑木林の中に続いていた。しばらくは緩い登山道であったがやがて急坂を直登するトレイルになって傾斜を増して行く。ひざを傷めて久しぶりの登山で息が上がりなかなか足が前に出ない。1時間半ほど歩いてスキー場からの道を合わせると、「山頂まで1時間」の標識が木に掲げられていた。ここから先は山スキーで2度ほど登っている道であるがこれほど急坂とは思わなかった。やがて登山道脇に大岩や石塔が現れると山頂は間近であった。飯綱山への道を分け広い山頂の霊仙寺山に着いた。残念ながら展望は得られなかったが、飯綱山方面から登山者の歓声が聞こえてきた。山頂で軽食を取った後は怪しい天気に追われるように往路を下った。

後方は飯綱山・五社権現遺構

霊仙寺山 レイセンジサン 標 高 1865m -

山 域

飯綱山
登 山 記 録
登山月日 2010年2月25日
登山経路 いいづなスキーリゾートゲレンデトップ11:00〜霊仙寺山12:30/13:10〜ゲレンデトップ14:05
行動時間 登り1時間30分 下り55分 合計3時間05分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス スキー場まで
トレイル スキー場ゲレンデと樹林帯に残雪拾う
水場・トイレ スキー場にある
その他 概ね夏道を登る

山行記

BCスキーの練習です。


山頂から見る飯綱山と高妻山


高妻山の鋭鋒


白樺林を滑る


高デッキ山 タカデッキ 標 高 1717m 北信の里山 山 域 飯縄・戸隠
瑪瑙山 メノウサン 標高 1748m 山 域
怪無山 ケナシヤマ 標高 1549m 山 域
登 山 記 録
登山月日 2021年3月5日
登山経路 リフト山麓駅10:20〜怪無山〜リフト〜瑪瑙山10:40/10:55〜高デッキ山12:10/12:30〜瑪瑙山14:10〜ゲレンデ〜リフト山麓駅14:30
行動時間 瑪瑙山から 往路 1時間15分 復路1時間40分 合計 3時間15分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 上田市の増田さんと
情   報
アクセス 戸隠スキー場まで
トレイル 雪上歩き
水場・トイレ スキー場施設で
その他 高デッキ山最短コース
山行記


瑪瑙山山頂・中間の小尾根から飯縄山


二つ目の尾根から高デッキ・高デッキ山頂


高デッキ山頂


帰路の軌跡は電池切れで不明

長野市街地の通過に時間をとられ戸隠スキー場への到着は10時を回ってしまっていた。バードラインには雪が無く今年も小雪傾向を実感させられながら走った。コロナ禍の中平日の戸隠スキー場駐車場には20台くらいの車が停まっていた。同行の増田さんとザックにスノーシューと登山靴を括りつけスキーを履いてクワットリフトに乗った。1本目のリフト山頂駅付近が怪無山であるが、山頂と思われる樹林帯をパスして瑪瑙山への2本目のリフトのリマに滑走してリフトに乗り込んだ。リフト山頂駅の係員に「スノーシューに履き替えて高デッキ山往復してくる」と伝えると快く対応してくれスキー板やブーツは監視小屋で預かってくれた。
スノーシューに履き替えてすぐ先に瑪瑙山に登った。もう何回も踏んでいる瑪瑙山であるが今日は高曇りの空の下で展望もいまいちであったが始めてきたという増田さんは感動の面持ちであった。瑪瑙山で写真を撮った後は飯縄山への鞍部に下り、100mほど高度を落として最低鞍部からは樹林帯を高デッキ山方面に下った。樹林帯を100mほど下ると節減が開けていて行きが解けたら湿地帯であろうかと想像された。雪原を進んで疎林の中小尾根を乗越して再び雪原に出た。二つ目の尾根を登り上げると前方に高デッキ山が現れた。この辺りまで来るとみぞれ模様になり少し焦りを覚えた。二つ目の尾根からは樹林帯を少し下って登り返すと高デッキ山頂であった。山頂と思われる小灌木に手製の山頂プレートが掛けられていた。怪しい天気に山頂stayは長居が出来ず20分ほどでたたデッキ山を後にした。帰路は途中で休憩をとって瑪瑙山の登り返した。リフト監視員は女性に変わっていたが「天気が区連れてきたので心配していた」と声かけられる中スキーに履き替えて仙水コースをゆっくりと滑走してリフト山麓駅に下った。


怪無山・瑪瑙山

2020年2月28日第一クワッドリフト山頂駅から怪無山山頂を踏んだ。




怪無山から田犬クワッドリフトに乗ってゲレンデトップの瑪瑙山に登った。下山は仙水コースをマッタリ滑降した。


この歳。まだコロナ禍でスキーヤーそのーボーダー共に少なく閑散とした戸隠スキー場であった。




日本二百名山 戸隠山 トガクシヤマ 標 高 1904m

山 域

戸隠連峰
登 山 記 録
登山月日 2001年5月26日
登山経路 戸隠神社奥社入口6:50〜奥社7:40〜八方睨み9:50/11:20〜一不動12:50〜戸隠牧場14:35
行動時間 登り 下り 合計7時間55分(休憩時間含む)
天  候  晴
メンバー 単独

情  報

アクセス 登山口は観光地
トレイル 岩場も良く歩かれている
水場・トイレ 奥社にある
その他 岩場はスリル満点
山行記


八方睨みから見る蟻の戸渡り

奥社〜百間長屋〜天狗の露地〜蟻の戸渡り〜八方睨み〜表山縦走のコースを親父一人で歩いてきました。息子は女房に止められてしまいました。
百軒長屋まではさしたる危険も感じませんが天狗の露地から先は鎖場の連続する岩場が続き腕の筋肉もナマリ勝ちです。
蟻の戸渡りへの鎖場を登りきったところに遭難碑が有り、いやが上にも緊張を強いられます。蟻の戸渡りは巻き道もありましたが、手をついて四つんばいで、剣の刃渡りは馬乗りで渡りました。(これが一番オーソドドックスなスタイルだそうです)
天狗の露地から八方睨みまでは、確かに恐怖感がありましたが、徐々に高度を増して行くのでそれほどでもありませんでした。
八方睨みから後続を見れば、大阪からの7人パーティが蟻の戸渡りの前で立ち往生していました。
八方睨みから西岳への道はだいぶ踏まれており、先行者の姿でも見えたら行って見ようかと思いましたが、その様子もないので諦めました。恐れるほどの事もないと言うことですので、秋にはトライして見ようと思います。春霞で北アルプスは今一つでしたが、高妻山には圧倒されました。
八方睨みで長い時間休んで表山を一不動に縦走しまだ雪の残る沢を急いで戸隠牧場に下った

 


戸隠西岳 ニシダケ 標 高 2053m 信州百名山

山 域

戸隠連峰
登 山 記 録
登山月日 2011年10月19日
登山経路 奥社P5:45〜車〜鏡池P6:05〜楠川分岐〜望岳台7:30/7:40〜蟻の戸渡り〜P1峰10:25/10:45〜西岳11:25/11:40〜本院岳12:40/12:50〜八方睨14:55/15:05〜蟻の戸渡り〜百間長屋16:00〜奥社16:50〜奥社P17:25〜車〜鏡池P17:40
行動時間 合計11時間20分 (休憩時間を含む)
天  候 快晴
メンバー 山友・上市さんと二人

情  報

アクセス 戸隠奥社・鏡池まで観光道路
トレイル 西岳までのP1は鎖場が連続する P1〜本院岳の稜線も絶壁の縁を歩く 八方睨みまでは比較的安心して歩ける 八方睨み〜百間長屋までの下りは難所が続く
水場・トイレ 楠川で水取れるが飲用は? トイレは登山口で
その他 岩場の連続で楽しめる

山行記


望岳台を過ぎると鎖場が連続する


核心部の蟻の戸渡り付近


<P1峰につく>

奥社駐車場に車をデポして鏡池に向う。50台以上は駐車できる大きな駐車場は満車状態であった。鏡池に映る朝焼けの戸隠連峰をカメラに収めようと集まったアマチュアカメラマンの車だそうで驚きであった。ロングコースの日帰り登山で軽い荷物にして出発する。楠川沿いに20分ほど下って行き、上楠川部落への分岐で楠川を渡渉し河岸段丘を登ると牧場跡に出る。此処でようやく西岳連峰が眼前にお出ましだ。ここから登山道は雑木林の中を緩く登ってゆく。紅葉の見頃は過ぎているのが残念である。1時間も歩くと傾斜が増して高見について望岳台で、西岳と本院岳が眼前に迫る。いよいよP1尾根の岩壁が近づいてきて鎖場の始まりである。
長い鎖場があったり、垂直の岩壁を攀じ登ったり、体を半分投げ出しながら鉄梯子に取り付いたりとその順番は覚え切れない。やがて前衛の岩山を登りきって蟻の戸渡りである。本家八方睨に比べ高度感も小さく幅も広いので、それほど恐怖を感じないがその先の垂直壁には驚きであった。長い鎖場の垂直壁を登りきると山頂稜線に近づきP1峰はわずかな距離で有った。
P1峰で軽食をとりながら一息入れる。西岳への稜線は断崖絶壁の縁に取り付けられた登山道を行く。最近刈り払いされた登山道で気持ちがよい。西岳はP1峰から30分ほどの距離であった。10年前八方睨から来た記憶が残っている山頂であったが、こちらから登りつくと稜線の突起と言う感じの西岳山頂で、高妻山や後方の頚城山塊の山々が良く見える。
ここでも休憩して本院岳方面に下る。西岳からわずかに行くと一気の下りの鎖場で、下を覗くと奈落の底が見える。途中2mほど鎖が無く肝を冷やすも、たかちゃんが持参したザイルを鎖に継ぎ足して事なきを得た。この最大の難所で今日初めてで最後の登山者と行き交った。西岳のキレットに下りて本院岳に向かう縦走路も草付の絶壁の縁を行き踏み外しには充分注意が必要である。10年前片平さんを出迎えた本院岳が懐かしい。振り返ると西岳から下ってきた道が絶壁の縁に良く見え、前方には八方睨み画の縦走路も見える。本院岳でも一息入れる。
本院岳から前衛のピークを超えるとは草付の一気の下りとなるが、最近刈り払いされたばかりで歩き易くなっていた。鎖場付をトラバースして最低鞍部に下り、後は八方睨みをめがけて縦走路を緩く登ってゆく。このコースで唯一安心して歩けるトレイルである。八方睨みには15時地殻の到着となったが先が読めるのでここでも充分休憩を取る。そして最大の難所蟻の戸渡りに下る。とても立って歩くことは出来ないが四つんばいになったり、岩場に尻をつきながら一寸ズリすれば渡れないことはないが、此処は疲れた体で安全第一に、鎖も付けられた巻き道に下って難所を通過した。更に此処からも鎖場が続き緊張の連続で有ったが慎重に下って百間長屋の岩窟に着いた。難所を突破して一安心できる場所である。百間長屋からは普通の登山道となって尾根を下り、樹林帯を下って夕闇迫る戸隠神社奥社に下り立った。水場で喉を潤し、参道を30分ほどかけて奥社入口の駐車場には17時半近くの帰還となった。


西岳山頂

 
西岳直下の鎖場を下って振り返る


本院岳から八方睨みに縦走


八方睨みから蟻の戸渡りを見下ろす


蟻の戸渡りを慎重に渡る


パワースポットで賑わう戸隠神社奥社に下る


信州百名山 戸隠西岳 トガクシニシダケ 標 高 2053m

山 域

北信濃
登 山 記 録
登山月日  2001年10月14日
登山経路 戸隠神社奥社〜八方睨〜本院岳〜西岳〜八方睨〜奥社
行動時間 登り 下り 合計(休憩時間含む)
天  候  晴
メンバー 単独

情  報

アクセス 戸隠神社奥社入口まで観光道路
トレイル 八方睨みからは踏み跡薄くガレバもある
水場・トイレ 戸隠神社奥社にある
その他 鏡池からのコースが良く登られている

山行記


本院岳から戸隠西岳を望む

戸隠西岳連峰踏破おめでとうございます。
昨日、朝起きて戸隠を望めば(我が家から見えます)絶好の天気で、いてもたってもいられなくなり、片平さんとお会いするには絶好のチャンスと私も西岳目指しました。
片平ファンの私としては心臓の高鳴る本院岳でした。
春登った蟻の戸渡りは再度訪れてもスリル満点でした。2回目となると少し余裕があるというのでしょうか八方睨みにつくと疲れたのは腕の筋肉と言うのが分かりました。
八方睨みから本院岳見れば、大きく下って、登り返しが大変だということが良く分かりますが、実際歩いてみるとそれほどでもありません。本院岳直下はさすがに厳しい登りですが樹間の中で足場はしっかりしています。
本院岳を過ぎて西岳を望む岩場で昼食をとりましたが、西岳に休むパーティの中に片平さんがいることを期待して胸が高鳴ります。休憩を終えて段々近ずくパーティを見ながら片平さんを待ち、そしてびっくりするような初対面を果たしました。

私はその後西岳の鎖場をよじ登り何処が頂上か分からない頂きを踏んで、八方睨みに戻り、蟻の戸渡りから鎖場を急ぎ戻り奥社には16時40分に帰りつきました。こむら返りが何回も来て疲労困憊と言う状態でした。

 


一夜山 イチヤサン 標 高 1562m -

山 域

戸隠連峰
登 山 記 録
登山月日 2009年11月27日
登山経路 鬼無里村西越高原12:20〜ロスタイム(約1時間)〜林道終点登山口13:45〜一夜山14:20/14:35〜登山口15:10〜西越高原15:30
行動時間 登り 下り 合計 3時間10分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 鬼無里村財又からの道路は林道合流点付近で災害の為通行不可 品沢高原〜西岳山腹を走る林道を進むと登山口まで車進入できる
トレイル 山頂まで車が入れる道が通じている
水場・トイレ 沢水取れる トイレはない
その他 戸隠連峰の西端で鬼無里の里山

山行記


一夜山山頂と東山方面


眼前の西岳と荒倉山

登山口案内のある財又に来ると西岳線道路は閉鎖されていた。冬季閉鎖ならまだ走れると思い、カラーコーンを分けて西岳線に入る。順調に走れた耕作放棄地の西越高原に来ると道路は水害により路面決壊していて通行不能となっていた。
一夜山は目の前でココから歩いても1時間もあれば山頂に着くだろうと思い、路肩に車を停めてカメラだけ持って荒れた道を歩き始める。200mも行くと西岳山腹を巻いた林道と合流した。こちらの林道は品沢高原方面から延びているようで車の通行が可能だ。合流点から100m程で林道分岐になり、考えることなく左に道をとる。これが間違いであって1時間ほど林道を歩くが一夜山の山腹をまくばかりであった。
間違えた事に気付き引き返すと地元のお百姓の車が来た。親切に乗せてくれた上、分岐まで戻り、一夜山の登山口まで送ってくれた。
登山口には簡易ゲートがあるがその先も山頂まで車道が延びていた。30分ほどで山頂に立つ。
霞のかかった晩秋の空の下、展望が開けていたが北アルプス方面は西日で良く見えなかった。

再登山 2017年5月25日

財又林道三叉路8:10〜林道終点登山口8:30〜一夜山9:40/10:10〜三叉路11:15


吉川さんを案内

 


日本二百名山 黒姫山 クロヒメヤマ 標 高 2053m

山 域

北信濃
登 山 記 録
登山月日 2001年7月1日
登山経路 大橋登山口〜種池〜古池〜大ダルミ分岐〜新道〜黒姫山〜大池〜西登山道〜大ダルミ峠〜大橋
行動時間 登り 下り 合計(休憩時間含む)
天  候  晴
メンバー 単独

情  報

アクセス 登山口までは舗装道路
トレイル 大ダルミ分岐からは急坂が続く
水場・トイレ なし
その他 周辺は根曲竹が
山行記

この春の山行はこれで10週連続となった。
何しろ梅雨と言っても殆ど雨のない空梅雨である。
むしむしとした暑さの中10時少し前に大橋へ到着したが、登山口を少し行きすぎて林道に入ると「ここは違うよ」制止されて種池からの登山口を入った。
静かな佇まいの種池を半周すると樹間の登山路に入り、ぬかるみの道を歩くと大ダルミへの分岐に着くが本当は大橋林道を歩くとここまではわずか早いようだ。ここからは山頂に続く新道である。急登に続く急登で息の入れる間もないがそんなに長い距離ではない、やがて稜線につくと笹原の中の明るいトレイルとなる。頂上は間近かなと思うも、結構時間がかかるが急なところはないから安心して歩ける。

ちょっとした岩場を攀じ登ると山頂である。今日の山頂は新潟から来た夫婦登山隊と3人だけである。今年の春、同僚が滑落して遭難死したという高妻山を眺めてしんみりしていた。
やがて一人だけになった山頂でしばし休憩し、妙高・火内・焼山の展望を楽しんだ後、苔むす大池への西登山口へ入り下山開始。黒姫伝説の残る大池は、静寂の中でこのまま自然に溶けこんでしまうのではないかと思うほどである。
近道かなと思うも、あに計らんや巨石のゴロゴロする鬱蒼とした樹間をほうほうの態で西登山口入り口へついた。もうここは笹ヶ峰にくだった方が近いくらいの場所である。

まだ筍採りに入っているものを取り締まる小屋がある大ダルミ峠を越えて大橋登山口に戻った。

 


日本二百名山 黒姫山 クロヒメヤマ 標 高 2053m

山 域

北信
登 山 記 録
登山月日 2004年3月14日
登山経路 大橋登山口9:00〜新道分岐10:20〜稜線12:10〜山頂13:00/13:35〜稜線14:10〜新道分岐14:50〜登山口15:45
行動時間 登り4時間 下り2時間10分 合計6時間45分(休憩時間含む)
天  候
メンバー 山追い人の田中君と二人

情  報

アクセス 戸隠神社奥社から信濃町に向う県道の先、冬でも除雪されていて問題なし
トレイル 夏道を登る。リボンは薄い。山頂稜線は問題なし
水場・トイレ 登山口にある
その他 山スキーを楽しむものも
山行記


登山口から見上げる黒姫山

 
山頂に向う途中から振り返る高妻山と山頂稜線から見る黒姫山山頂

 
山頂にて同行の田中君と

 
山頂付近の残雪の稜線

 
黄砂に霞む高妻山と妙高山

転職機関を利用して昨年から日本全国を山旅している田中青年と同行した。
戸隠村から信濃町に入ると黒姫山登山口の大橋に着く。駐車場には10台くらいの車が停まっていて、路上にも5台くらいが止めてあった。さすがに人気の黒姫山、今日の山頂はにぎわいそうだと思うのであった。
しかし後で分かるのであるがここに停めていたうちの大半は大ダルミから佐渡山を経由して乙妻山への山スキー客であった。
スノーシューとアイゼンを担いで林道に入る。1時間20分で大ダルミへの道と新道登山口の分岐につく。先行した山スキー組のトレースを忠実に追い、ブナ林の途中でスノーシューをはく。
まもなくスキー組みに追いつく。なかなか達者な足を持ったパーティで斜面を直登する私達をジグザグ切りながらも同じペースで登っていく。新道分岐から1時間50分もかかって山頂に伸びる稜線に到着した。
ここからはもう目指す山頂も見えてあわてることはない。後方には高妻山が圧倒的に聳えている。
展望を楽しみながら山頂稜線を50分ほど歩いて黒姫山山頂に到着した。
山スキー組みもすぐ後に続いて到着、そして黒姫スキー場から着た2組のパーティも時を同じくして到着した。
山頂は4組12人で大賑わいとなった。黄砂の影響で頚城山塊が霞んでいて山座同定がなかなか出来ない。それでも妙高山・火打山・焼山などの特徴ある山容が分かり、同行の田中君には新鮮な眺めであったようである。
30分ほどの滞頂の後、ゆっくりと往路を戻った。黄砂に煙る中でも高妻山を見ながらの下山は又圧巻であった。
山スキー組みが林の中にシュプールを切りながら楽しそうに下ってゆくのを見ると自分も来年はと思うのであった。
林道に下ると乙妻山を登ったパーティが続々と下ってきた。

山行の記録に戻る