五頭連峰の山

五頭山 ゴズサン 標 高 912m 越後百山

山 域

五頭連峰
松平山 マツダイラヤマ 標 高 954m 越後百山

山 域

五頭連峰
登 山 記 録
登山月日 2007年4月27日
登山経路 阿賀野市・旧笹神村魚止ノ滝登山口6:30〜山葵山7:45〜松平山8:55/9:05〜稜線縦走〜五頭山10:50〜一の峰11:00/11:15〜五ノ峰〜赤安山〜魚止ノ滝13:15
行動時間 合計6時間45分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 魚止ノ滝まで舗装道路
トレイル 山葵山までは急登が続く 縦走路はこの時期8割方残雪あるので悪天候時は難路 五ノ峰からの下りも結構急坂が続く
水場・トイレ 松平山の登山路に水場あるが飲用は?トイレは無い
その他 五頭山への登山口は出湯コースなどいくつもあるが縦走するにはこのコースが良い。連峰最高峰の菱が岳まで足を延ばす登山者も多い

山行記


登山口付近の魚止ノ滝と登山道脇に咲く春の花


山葵山から五頭山            松平山山頂

阿賀野市の旧笹神村・村杉温泉に車をつける。温泉の上方五頭スキー場跡から五頭山登山道が延びていたが松平山までの縦走には不向きだと分かり魚止滝登山口に転進する。途中で車道を歩く地元の方に登山口の確認をすると「5日前に松平山に入ったまま帰らぬ中年登山者がいる」ことを聞き緊張する。
魚止ノ滝登山口には10台くらいの駐車スペースがあった。今日は私が一番乗の登山者のようだ。五頭山までの縦走を決めてその支度で登山道に入る。少雪・暖冬のせいだろうか登山道の雪は消えて、イワウチワやショウジョウバカマが登山道脇に可憐に花開いていた。魚止ノ滝までは僅かの時間であった。そこから山葵山までは雑木林の中、急坂が続くがそれほど長い時間ではなかった。山葵山で一息入れる。対岸には五頭山が良く見える。ここからはダラダラ坂の登山道を松平山まで登る。山頂付近に来ると残雪が現れるが天気も良いので道を外す心配はない。登山口からは2時間半かかって9時前に一等三角点の松平山に到着した。二王子岳や飯豊連峰が白い巨体を見せていてそのスケールに圧倒される。
しばし休憩の後五頭山への縦走路へ入る。五頭連峰の稜線にはまだまだ残雪がたっぷりと残り、登山道を塞いでいた。滑落の危険箇所も2箇所ほどあったが慎重に通過する。アイゼンもピッケルも持ってこなかったので緊張の連続である。ルートファインディングには苦労をするが、目指す五頭山は目の前にしっかりとしている。五頭山山頂は残雪の下で標識も三角点も見落として通過してしまい、出湯コースから登ってきた登山者が3人ほど休憩する五頭一の峰に到着した。ここで五頭山山頂をパスしてきたことを知らされてがっくりする。しかし一の峰の方が展望に優れここで休憩するものが多いようだ。五頭連峰の最高峰菱ガ岳も直ぐそこに見える。蒲原平野も真下に見える。新潟市民の憩いの山と知れる五頭山でしばし休憩の後、五の峰コースを赤安山まで下り魚止ノ滝に戻った。山麓ではまだ帰らぬ登山者の捜索が懸命に続いていた。村杉温泉(鉱泉)の公衆浴場で汗を流した。


松平山から見る五頭山と一の峰から見る五頭山(後方は二王子山〜飯豊連峰)


五頭一の峰から蒲原平野を望む

 


宝珠山  ホウジュサン  標 高 559m 新潟百名山

山 域

 五頭山塊

登 山 記 録
登山月日  2018年10月5日
登山経路

 赤松公園13:30〜赤松城山14:05〜八咫柄山〜宝珠山15:00/15:05〜登山口16:20

行動時間   登り 1時間30分 下り 1時間15分 合計 2時間50分 (休憩時間を含む)
天  候  晴
メンバー  単独

情  報

アクセス  登山口まで舗装道路
トレイル  とてもよく整備された快適トレイル
水場・トイレ  登山口付近にtoilet・自販機有る
その他  五頭連峰の前衛
山行記


宝珠山山頂


八咫柄山山頂と付近から見る宝珠山後方は菱ヶ岳

阿賀野市の日帰り入浴施設の「あかまつ荘」の先の公園内に宝珠山への登山口があった。午後から登山ではあるが3時間半もあればさ安長往復できるのでそれほどの焦りは無かった。公園内の遊歩道を進むとやがて送電鉄塔に出て本格的登山道になっていた。鉄塔から尾根道を少し進むと林道に出て横断する。木製の階段を登りきると後は緩い勾配の尾根道が山頂まで続いていた。
山城址の赤松城山・赤松山などの小ピークを踏みながら高度を上げて行き、ロープ場を過ぎると岩場の前衛峰で、そのすぐ先が小宝珠山とも呼ばれている八咫柄山であった。山名にどんな意味があるのだろうかと興味を引く。八咫柄山の先には阿賀町の石間からの登山道が合わさり、30mほど高度を下げて登りかえすと、山頂だけが岩場の宝珠山であった。石仏の安置された山頂からは後方に五頭連峰の菱ヶ岳と思われる山々がよく見えて、振り返ると新潟平野が眼下に広がっていた。山頂をカメラに収めた後は休憩も取らずに往路を下った。

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