北上山地の山(五葉山・薬師岳・種山高原)

五葉山 ゴヨウサン 標 高 1341m 日本三百名山

山 域

北上山地
登 山 記 録
登山月日 2004年10月10日
登山経路 大船渡市赤坂峠10:40〜畳石11:30〜五葉山12:30/12:40〜赤坂峠13:55
行動時間 登り1時間50分 下り1時間15分 合計3時間15分(休憩時間を含む)
天  候 曇/霧雨
メンバー 単独

情  報

アクセス 下甲子から先、赤坂峠までは狭いながらも舗装道路が続く
トレイル 広く整備されたトレイル
水場・トイレ 赤坂峠に水洗トイレ有。山頂に近い避難小屋「しゃくなげ荘」には水場トイレ完備されている。
その他 シャクナゲ・ツツジ等の花木の名山

山行記

玉山村の村営保養施設「ユートランド姫神」で台風の通過を待つ夜を明かした。
朝起きてテレビを見ると東北地方への襲来が予想された台風22号は太平洋の東方にそれていた。然し台風一過という天気ではなく、外は雨が降り続いている。
東北道から釜石道に廻り、花巻インターからR107二通ずる県道に入り、大船渡を目指す。
今日は五葉山一つ登ればよいとなれば気が楽だ。この程度の所要時間の山であればいつも1日2座を歩いてきたからである。
登山口の赤坂峠に来ても広い駐車場に1台の車も止まっていない。本来ならば紅葉見物で賑わうのだろうにと思う。冷たい霧雨をついて登山道に入る。ここも緩やかな平均勾配の登山道である。賽の河原・畳石などと名付けられた休憩ポイントを過ぎてゆくと、やがてこの山が花の名山と言うことが実感する。
山ツツジやヤシオツツジの群生地を過ぎ、山頂近くになるとシャクナゲの見事な林に入る。来年の花芽をしっかりつけたシャクナゲが霧雨の中に息づいている。そんな林の中に避難小屋シャクナゲ莊が立てられていた。中を覗いてみるときれいな小屋で、これなら、「ここに泊まってみたかったなー」と思うのであった。
やがて樹林も切れて山頂に飛び出すが広い山頂は草地であって、どこが山頂が特定できない。
ロープに導かれて進むと一等三角点と特徴ある山頂標識が霧の中に現れた。
本来ならば太平洋も眼下にと言う景色であるが、残念今日は霧雨の中である。
厳しいものではないが、登山道は意外に時間が係り、登りは2時間近くを要し、下りも1時間半近く掛かってしまった。
大船渡市民自慢の名山であることは確かである。

 


薬師岳 ヤクシダケ 標 高 1645m 日本の山1000

山 域

北上山地
登 山 記 録
登山月日 2009年9月26日
登山経路 小田越11:40〜薬師岳12:45/13:15〜小田越14:10
行動時間 登り 1時間05分 下り 55分 合計 2時間30分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 早池峰登山口小田越まで舗装道路
トレイル 樹林帯は整備されているがハイマツ帯は巨石のゴーロの道となる
水場・トイレ 登山口で
その他 早池峰の対面にある山

山行記


薬師岳山頂


対面の早池峰を見ながら下る


小田越の登山口から見る薬師岳

小田越は早池峰の登山口である。早池峰登山口の反対側が薬師岳の登山口であった。
ダケカンバなどの潅木帯の中は快適な登山道が続くが山頂近くになるとハイマツ帯となり登山道は巨石を縫うようになる。しかしそれほど長い距離ではなく、登山口から1時間もあれば山頂稜線に立つことが出来る。更に稜線を300mほど歩いて薬師岳山頂に到着した。
対面の早池峰は霧に頭を隠している。色づいた紅葉を見ながら軽食を取る。
早池峰とセットで登る登山者も多いようだ。
下山に掛かると早池峰の雲も取れて9年ぶりの山容を眺めることが出来た。

 


種山高原
物見山
タネヤマコウゲン
モノミヤマ
標 高 871m 花の百名山

山 域

北上山地
登 山 記 録
登山月日 2009年9月26日
登山経路 山頂付近に駐車16:05〜物見山16:25〜駐車場所16:35
行動時間 登り 下り 合計 30分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 観光道路が山頂付近まで伸びる
トレイル 東北自然歩道が山頂に通じている
水場・トイレ 山頂付近にキャンプ場などある
その他 イーハトーブの憩いの場所

山行記


牧野の中の一等三角点物見山


種山高原は花の百名山だ

種山高原に着くとキャンプ場やいこいの広場が整備されていた。
車がつけられる場所まで乗り付けて駐車し、東北自然歩道を15分ほど進むと、レーダーか電波塔が立つ場所からすぐ近くに一等三角点の物見山の山頂になっていた。
西日の傾く中にたおやかな、牧野・種山高原が広がっていた。宮沢賢治の作品の舞台になったという看板が立てられていたが、さもありなんと思わせられるイーハトーブの種山高原ではあった。

 

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