雨飾山 アマカザリ 標 高 1963m 日本百名山 山 域 信越国境
金山 カナヤマ 標 高 2245m 越後百山 山 域 信越国境
天狗原山 テングハラ 標 高 2197m 信州百名山

山 域

信越国境
登 山 記 録
登山月日 2011年7月18日
登山経路 小谷・笹ヶ峰林道金山登山口(自転車デポ)〜車〜小谷温泉雨飾登山口5:30〜荒菅沢6:35/6:45〜笹平(金山分岐)7:50〜雨飾山8:15/8:25〜金山分岐8:50〜鋸岳分岐9:35〜黒沢峰・白倉峰・茂倉峰〜金山12:35/13:15〜天狗原山13:50〜水場15:45〜小谷・笹ヶ峰林道金山登山口16:20〜自転車〜雨飾山登山口17:20
行動時間 合計 11時間50分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 両登山口まで舗装道路 小谷・笹ヶ峰林道は乙見峠付近で通り抜け不能であった
トレイル 雨飾山までは人気の百名山トレイル
雨飾山〜金山までは雨飾山を下る道が一部荒れていて不鮮明だが鋸岳分岐を過ぎると問題ない金山登山道は整備されてはいるが、一部小沢の中を歩くスパッツ必携
水場・トイレ 縦走路にはないが荒菅沢・金山神の田圃などで水取れる トイレはない
その他 金山〜焼山・火打山方面への縦走路が開かれていた いつかは行って見たい。

山行記


←荒菅沢の雪渓 笹平のお花畑→

小谷・笹ヶ峰林道金山登山口に折りたたみの自転車をデポして雨飾山登山口に向う。海の日の記念日の3連休最後の日で、雨飾山登山口の駐車場・キャンプ場もそれほどの車は停まっていなかった。
当初は雨飾山〜金山に回って幕営を考えた計画だったが、軽装で日帰りに変更したので軽いザックで5時半に登山口に入る。14年ぶりの雨飾山であって、以前の記憶は殆んど無い。一旦川原に下って木道を進み15分ほどで本格的な登山口になっていて「山頂まで3時間」の看板が立てられていた。その先にも山頂まで1/11〜11/11ずつ道標が立てられて良い目安になっていて、人気の百名山である事が分かる。
登山道は雑木・ブナ林の中高度を上げて行く。私のような足の遅いものでも、先行した登山者を何人も追い越してゆくということはやはり初心者登山や、百名山病登山者が多いせいかと思う。コースの中間とも言える荒菅沢には登山口から1時間少々で到着した。雪渓の上部には山頂のフトン菱の岩場が聳えている。午後からは崩れるという予報の天気は問題無さそうで一安心である。
雪渓で水を補給しパンを一かじりして掘割状になった急坂に入る。荒菅沢までの登山道とはうって変わった悪路の急坂で一気に汗を搾り取られる。やがて森林限界に出ると岩稜帯になり、見上げるとうんざりするような場所であるが歩いてみるとそれほど時間も掛からない。岩稜をグングンと高度を上げて、荒菅沢からは1時間ほどで山頂台地の笹平には7:50に登りついた。ここが金山分岐になっていた。
ナデシコなどの花々が満開の笹平の草原を30分ほづ進み最後はわずかに登って雨飾山山頂に着いた。2人の先行者が展望を楽しんでいた。海谷の岩峰の山々が目の前で懐かしい。山頂で軽く朝食をとった後、先行者に「これから金山に向かう」と宣言して踵を返して笹平に戻る。


雨飾山は双耳峰


←海谷山塊 山頂からの眺め 金山方面→


金山分岐に戻ると「金山まで320分」の看板が立てられていて「5時間コースか」と一旦ひるむが委細構わず少々薮の被った縦走路に入る。やはり登山道は荒れていて迷う事はないが膝までは草叢の道である。途中草叢の開けた場所で休憩を取り身支度を確認し、さらに下ると雨飾温泉・鋸岳方面への分岐に出る。伏せられた看板をめくると「雨飾温泉方面登山道崩壊で通行不能」と記されていた。しかし入口付近は薮も刈り払いされていたので今は通行できるのだろうかと思う。後は小潅木の縦走路を黙々と進むだけだ。地図上では黒沢峰・白倉峰・茂倉峰などのピークもあるが、歩いていてそれと思えるピークは特定できなかった。金山まで320分のコースタイムに惑わされたのか少々ペースを上げすぎながらもグングンと金山山頂目指すが縦走路からは山頂は見えない。金山の先の焼山が目標になってくる。


鋸岳・雨飾温泉分岐 雨飾山を振り返る

歩き疲れた頃登山道脇にはハクサンコザクラなどの高山植物が見えてきて目を楽しませてくれるようになると山頂はわずかな時間であった。低木のシラビソ林をくぐると金山山頂であった。東京から来たという夫婦登山隊が昼食休憩を取っていた。山頂からチョット下った雪渓では5人ほどの中年グループが涼を求めて休憩していた。3回目の金山山頂であるが展望の利く山頂は初めてである。目の前には焼山・火打ち山が聳えている。7年前まだヤブ漕ぎをして焼山肩の富士見平に行ったコースが今は刈り払いされてしっかりとした登山道が延びている。来年はその道を歩いて火打ち山まで縦走しようと夢が広がる。山頂で昼食をとりながらゆっくりと休憩を取る。


金山山頂と焼山・火打山方面


シナノキンバイ・ハクサンコザクラが咲くお花畑から

雪渓まで下ると雪の消えた斜面にはハクサンコザクラとシナノキンバイが満開で、花の開花のベストな時期に来た事がとても嬉しかった。さらに天狗原山との間に広がる神の田圃にもたくさんの花々を見ることが出来て嬉々としてカメラに収めた。雪渓からは雪解け水が流れ水の補給にも事欠かない。天狗原山へは金山と分ける小さな沢を越えてゆく。ここにも雪解け水が流れていたが、雪が消えると枯れ沢になる。7年前に来た時は梅雨明け前だったがこの沢には既に水は流れていなかった。3年前の時はまだ残雪タップリで流水を見ることが出来なかったのでここで水が取れるということは絶好の幕営地でもある。そう言えば金山山頂付近にはハイマツを切り拓いたテント場があったし、この先天狗原山の山腹の登山道もテントをはれそうだ。


金山〜見る天狗原山と天狗原山のお地蔵さん


天狗原山から金山・焼山

天狗原山では3年前に確認した三角点を探したが見つからなかった。そして山頂を巻きながら少し下ると天狗原山の象徴お地蔵さん?石仏?が静かに佇んでいた。天狗原山は4回目になるが私は初めて見るお地蔵さんである。この付近にもたくさんの花を見ることが出来る。あまりにもゆっくりしたので下山を急ぐ。下山中にも登山道脇は花々で彩られていて悪路ではあるが退屈しない登山道である。キヌガサソウの群生する辺りでは地元の方が登山道の刈り込みをしていた。キヌガサソウが咲く場所から急坂の岩場までが一番酷い道で掘割状の水が流れる小沢では靴とズボンを真っ黒にして下った。水場まで下ると疲労で膝ががくがくしてくるが何とか踏ん張って林道に下り立った。

デポしておいた自転車を組み立て中に雨が落ちてきて慌てる。素早く自転車に乗って颯爽とそして快適に林道を下る。林道入口の雨飾山荘までは20分で下ったが雨飾山登山口の上りでは下りの快適な分も汗を搾り取られる修羅場となったのである。

金山・天狗原山を彩る花々

 

 


金山 カナヤマ 標 高 2245m 日本の山1000 山 域 頸城山塊
天狗原山 テングハラ 標 高 2197m 日本の山1000 山 域 頸城山塊
登 山 記 録
登山月日  2014年7月13日
登山経路  金山登山口7:10〜水場8:00〜キヌガサソウ群生地8:50/9:00〜天狗原山10:40/10:50〜金山11:40〜天狗原山    12:15/12:45〜水場14:50〜登山口15:40
行動時間  登り 4時間30分 下り 3時間30分  合計 8時間30分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候  曇・霧雨
メンバー  山梨&川越の山友
情   報
アクセス 林道妙高・小谷線金山登山口まで舗装道路
トレイル 一部泥濘もあるが登山道は良く整備されているが急坂も続く 金山山頂付近は雪渓が残る
水場・トイレ 登山道途中に水場・金山山頂付近に残雪ある(残雪期は水取れる) トイレは登山口にもない
その他 登りは少し急ぎ過ぎた
山行記


金山登山口と天狗原お地蔵さん


天狗原山から見る金山方面


5回目の天狗原山・金山登山は「一度は花の名山天狗原山・金山を登ってみたい」という甲府の山友Aさんのリクエストに応えての案内である。予定より少し遅れて林道妙高・小谷線金山登山口の出発は7時過ぎであった。先行したものと思われる車が3台あり、出発間際には新潟ナンバーのマイクロバスが10人ほど載せて登山口に到着し、いつもとは違ったにぎやかな金山になりそうである。女性3人は腰に蚊取り線香、虫除けネットを被って防虫対策十分で登山道に入る。ジグザグ切った樹林帯をゆっくりと登るが少々ピッチが速いようで30分も歩くと汗が吹き出し、「もう少しゆっくり歩いて」の声がかかる。最初の休憩ポイントの水場には50分で到着した。やはり少し早く歩きすぎたようである。

水場を過ぎた後は傾斜の増した登山道を黙々と登り、沢筋に出ると水芭蕉が咲いていた。泥濘を覚悟してゴム長靴を持ってきたのだが履き替えることもなく残雪の沢を超えるとキヌガサソウの群生地である。雪の量が多かったのか今年は随分草丈が延びていなかったが気品のあるキヌガサソウに歓声が上がりシャッターチャンスである。私はここで長靴を草むらに隠し置いた。登山道はガレ場になり滑落の危険を感じながら30mほど駆け上がる。この登山道で一番危険を感じるところで巻き道かロープが欲しいところである。ガレ場を登り切りグンナイフウロが咲く草付きの傾斜地で雨がポツリポツリと落ちてきて雨合羽を着た。さらに傾斜の増した登山道を駆け上がり、樹林帯に入るとゴゼンタチバナやマイヅルソウが登山道脇を埋め尽くしていて、キンポウゲ等も彩りを添えている。樹林の中には真っ赤なムラサキヤシオが鮮やかである。登山道を彩る花々に癒されながら、時々足を止めてカメラに収めた。
右に火打山や妙高山が見えてくると天狗原山はすぐであった。雪の中から姿を現したばかりのお地蔵さんが迎えてくれる。ここが天狗原山の象徴と云う場所であり、記念写真を撮った。お地蔵さんからわずか先に天狗原山山頂標識が立っていて、藪の中に三角点を探したが見当たらなかった。

金山山頂を既に一回踏んでいるYさんを残し、Aさん・Fさんの三人で金山に向かう。
天狗原山からわずかに下ると雪渓が残りアイゼンを装着する。雪渓を下りきるとシラネアオイやハクサンコザクラが花開いていた。さらに先に進むと雪渓が金山山頂付近まで続いていて、先行した東京からの女性グループが金山山頂踏んで下ってくるところであった。山頂に続く夏道を見落とさないように雪渓と笹薮の中の登山道を歩く。最後は後続の新潟からのグループが追いついてきたが、金山山頂直下は残雪が雪の峰になっていて前には進めなかった。私は少し無理をすれば山頂へ立つルートが分かっていたが、湧きだした霧に包まれた山頂を諦めて、Yさんの待つ天狗原山へ戻ることにした。慎重に雪渓を下り、登りかえして天狗原山である。少し風も吹いてきて樹林帯まで下って昼食休憩を取った。本格的な天気の崩れが心配になり、休憩もそこそこに往路を下った。登りと同じ休憩ポイントで休憩し、水場を下るころには案の定本格的な雨降りになった。


天狗原山のお地蔵さんと金山山頂付近の雪渓

天狗原山登山道に咲く花 jury.13.'14


天狗原山 テングハラ 標 高 2197m 信州百名山 山 域 信越国境
登 山 記 録
登山月日 2014年7月27日
登山経路 林道金山登山口7:30〜水場8:30/8:50〜キヌガサソウ群生地10:00/10:05〜天狗原山11:30/12:50〜水場14:50〜登山口15:35
行動時間  登り 4時間 下り 2時間45分  合計 8時間5分  (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候 雨/曇/晴
メンバー 山友rommyさんと
情   報
アクセス 登山口まで舗装道路 小谷・笹ヶ峰林道はこの先通行規制
トレイル 一部泥濘の沢を歩くが概ね良く整備されている
水場・トイレ 水場あるが飲用は? トイレは林道入り口の雨飾荘付近の公衆トイレ
その他 2週間前に比べお花畑は一気に開花が進む
山行記

二週間前に登った天狗原山に病気を克服したrommyさんを誘って、満開のお花畑で復活を祝った。

最初の休憩ポイントの水場で休憩中に雨が降り出し、「キヌガサソウの咲くところまで行って最終判断しよう」と登山道を進む。キヌガサソウ群生地では雨も小止みになり、結局はお地蔵さんの待つ天狗原山山頂まで足を延ばすことが出来た。

途中のお花畑や山頂付近のシナノキンバイ・ハクサンコザクラ・チングルマなども見ろ路を迎えていて花に囲まれたお地蔵さんの前で一年の出来事とこれからの話に花が咲いた。


キヌガサソウ群生地で


天狗原山のお地蔵さんに快気の報告


天狗原山山頂


天狗原山と登山道で見た花々



もっと沢山あったけどうまくカメラに写せなかった。

天狗原山 テングハラ 標 高 2197m 信州百名山 山 域 信越国境
金山 カナヤマ 標 高 2245m 越後百山 山 域 信越国境
登 山 記 録
登山月日 2014年7月31日
登山経路 林道金山登山口6:50〜水場7:40〜キヌガサソウ群生地8:50〜天狗原山10:40〜金山11:40/12:50〜天狗原山13:30〜水場15:15〜登山口15:50
行動時間  登り 4時間50分 下り 3時間  合計 9時間  (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 山友水沼さん・広岡さん
情   報
アクセス 登山口まで舗装道路 小谷・笹ヶ峰林道はこの先通行規制
トレイル 沢を歩くが今回は殆ど枯れていた 概ね良く整備されている
水場・トイレ 水場あるが飲用は?  神の田圃付近で雪解け水取れた トイレは林道入り口の雨飾荘付近の公衆トイレ
その他 金山のお花畑は一気に開花が進む
山行記

4日前のrommyさんとの登山に続いての金山詣でであったが、夏本番となって金山の神の田圃などのお花畑も満開となっていた。

金山山頂に着くころには霧が巻き始めたが、昼食休憩を取る間に霧の帳も開いて、焼山がくっきりと姿を見せてくれた。

はじめて金山登山をした両名には「本当に良い思い出の山になったに違いない」と思いながら自分も納得しながら往路を下った。

チングルマの先の焼山・お地蔵さん前で


天狗原山山頂から見る金山山頂方面


ハクサンコザクラ群生する神の田圃・金山山頂



神の田圃・金山山頂を彩る花々(まだまだたくさん咲いていた)



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