阿武隈山地の山
(大滝根山・岩岳・霊山・花塚山・日山
・鎌倉岳・高柴山・蓬田岳・二ツ箭山・屹兎屋山)

大滝根山 オオタキネサン 標 高 1192m 日本三百名山

山 域

阿武隈山地

 
山頂神社と自衛隊レーダー基地内にある三角点

登 山 記 録
登山月日 2004年5月17日
登山経路 仙台平キャンプ場近くの登山口11:30〜山頂12:35/12:40〜登山口13:30
行動時間 登り1時間05分 下り50分 合計2時間(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス あぶくま洞の先に延びる林道の途中に登山口ある
トレイル 雑木林の中にきれいに整備されている
水場・トイレ あぶくま洞か仙台平キャンプ場にある
その他 これも数のうち300名山

山行記

一切経山を下りて、福島西ICから東北道に入ると凄い雨が降り出した。安達太良SAで休憩をとりながら雨の収まるのを待つ。
郡山ジャンクションから常磐道に入り、小野ICで下りる。目指すあぶくま洞は案内看板を追って行くとすぐそこであった。あぶくま洞の駐車場に車をおいて、カメラだけ持って歩き始めるが、もっと近道がありそうな感じがして元に戻って、車を山中に走らせる。仙台平のキャンプ場に車をつけ案内看板を確認し、更に林道を進むと、鬼穴登山口に車をつける。
カメラだけもって雑木林の登山道に入る。何だか登山をしているような気がしない。
きれいに整備された登山道を急ぐと、1時間で自衛隊のレーダー基地のある山頂に着く。感激も何もありはしない。金網の中にある三角点をカメラに納めて下る。
これも300名山数の内と思いながら登山口に戻る。


 


岩岳 イワタ 標 高 428m 東北百名山 山 域 阿武隈山地
登 山 記 録
登山月日 2015年5月1日
登山経路 あぶくま渓谷岩岳第一登山口5:50〜岩岳本峰6:15/6:30〜登山口6:50
行動時間 登り 25分 下り 20分 合計 1時間 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 登山口まで舗装道路
トレイル 道標もよく整備されている
水場・トイレ 登山口にトイレある 自販機はあぶくま渓谷入口付近にある
その他 登山口から720mで岩岳本峰
山行記


岩場の山頂・祠のある岩岳本

岩岳は阿武隈山地の北端にある、宮城県丸森町のあぶくま渓谷にある岩山である。昨夜渓谷入り口の保養施設あぶくま荘付近から渓谷に入り、トイレなども完備した第一登山口の広い駐車場で車中泊した。
夜明を待って行動開始だが、登山口の看板を見ると「岩岳山頂まで750m」と云うことで、なんだかもう既に山頂に立ったような気分である。登山道に入り杉林を進み、第3登山口からの道が合わさると山頂稜線であった。一つ目の岩場を越えるともう岩岳本峰はすぐで、「山頂まで20m」、の珍しい道標が立てられていた。岩岳本峰山頂に立ち、三角点を探したが見当たらなかったが、岩陰に祠があった。登山口から高度を100m位挙げた岩岳山頂から見る「あぶくま渓谷」が見え、遠くに残雪の蔵王方面が見えたが、少し霞んでいた。登山と云うより散策と云う趣の岩岳ではあった。

蔵王方面の展望・第一登山口駐車場


霊山 リョウゼン 標 高 825m 新日本百名山

山 域

阿武隈山地
登 山 記 録
登山月日 2010年5月29日
登山経路 霊山町行合道こども村登山口〜周回コース一巡8:30〜10:45
行動時間 合計2時間15分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 登山口まで舗装道路
トレイル 岩場もあるが良く整備されている
水場・トイレ 登山口にある周回コース上にもトイレ有る
その他 奇岩奇勝の岩山

山行記


護摩壇堂の岩場


奇岩が林立する

 
最高点の東物見岩と三角点


こどもの村」駐車場から見上げる霊山

岩崎元郎新日本百名山の一山である。
霊山の麓にある「こどもの村」に登山口があり、トイレも完備した広い駐車場がある。
登山道を入り10分ほど歩くと岩場に掛かる。風化の進んだもろい岩質の山で特徴ある奇岩が林立して見える。
護摩壇堂〜霊山城跡〜最高点の東物見岩〜三角点を一巡して登山口に戻った。

 


花塚山 ハナツカヤマ 標 高 919m 日本の山1000

山 域

阿武隈山地
登 山 記 録
登山月日 2010年5月29日
登山経路 花塚の里5:15〜峠〜花塚台6:15〜花塚山6:25/6:35〜花塚台〜花塚の里7:10
行動時間 登り1時間10分 下り35分 合計 1時間55分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 花塚の里まで舗装道路
トレイル 良く踏まれて整備されている
水場・トイレ 登山口の駐車場で
その他 花塚の里は休止中

山行記


花塚山山頂と花崗岩の巨石

花塚の里の駐車場に車をつけ、登山の準備をしていると、後続の車がゲートを開けて更に進入していった。私も後に続いたが放鹿神社登山口までは僅かな距離であった。登山道は二手に分かれていたが私は左側の峠の森へのコースに入り15分ほどで急傾斜の立つ峠に登りついた。そこから先は怪しい道でアップダウンを繰り返しながら花塚山の山腹を巻いていた。「道を間違えたかな」と思ったがそのまま進むと再び鞍部に出た。鞍部から「花塚山まで700m」の表示があり緩く尾根を行くと花塚台につき、放鹿神社登山口から右側を登る登山道と合わさっていた。概ね30分くらいは余計に時間が掛かったが、「ま〜朝も早いことだし良しとするか」と頭をかくのであった。
花塚山ヘは巨石が見える尾根道を行くと15分ほどで到着した。山頂で朝食をとり、下りは花塚台から正規の登山道を下った。

 


日山 ヒヤマ 標 高 1057m 日本の山1000

山 域

阿武隈山地
登 山 記 録
登山月日 2010年5月28日
登山経路 田沢登山口12:55〜日山13:55/14:15〜登山口14:50
行動時間 登り 1時間 下り 35分 合計1時間55分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 田沢登山口は牧場入口で舗装道路
トレイル 牧柵脇を歩いて良く整備されたトレイルを行く
水場・トイレ 登山口にある
その他 富士山が見えたこともあるという山

山行記

 
山麓から見る日山とその山頂

別名天王山とも言う。
東北地方から富士山が見ることも出来るという日山の登山口もトイレ完備の広い駐車場がある。
登山口からは隣接する牧場の牧柵脇を行く。牧場を過ぎると雑木林の緩い登山道となり山頂に続いていた。今日4山目の山頂であるが、疲れを覚えることなく山頂に立った。山頂は広い台地で神社が立ち、木製の展望台も立っていた。朝からこの山で遊んでいると言う同年輩氏が神社前で休んでいた。

 


鎌倉岳 カマクラダケ 標 高 967m 花の百名山

山 域

阿武隈山地
登 山 記 録
登山月日 2010年5月28日
登山経路 萩平登山口9:55〜鎌倉岳10:50/11:00〜登山口11:40
行動時間 登り 55分 下り 40分 合計 1時間45分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 萩平登山口まで舗装道路
トレイル 鰍コースを合わせると少々きつい急坂が続く
水場・トイレ 萩平登山口にある
その他 花の名山の面影なし

山行記


鎌倉岳山頂

萩平の登山口に着くとトイレが完備した駐車場があり5〜6台の駐車スペースがあった。更に車道が延びていたのでそのまま進むと500mほど先に登山口があった。
先行の女性4人パーテイが登山口に入って行くところであった。私も素早く支度をして登山道に入る。杉林と雑木林のの境を行き、少し傾斜の増した登山道を登りきると鰍コースと合流した。合流地点から100mほどからは本格的な登山道となり足場の悪い急坂・岩場を越えてゆく。そして此処もツツジが満開の巨石累々の山頂には1時間で登りつく事が出来た。田中澄江さんの花の百名山であるが、代表花のクリンソウはじめ登山道脇には花を見ることも無く、拍子抜けの鎌倉岳ではあった。

 


高柴山 タカシバヤマ 標 高 884m 日本の山1000

山 域

阿武隈山地
登 山 記 録
登山月日 2010年5月28日
登山経路 浮金登山口7:55〜山頂8:15/8:25〜登山口8:50
行動時間 登り 20分 下り 25分 合計 55分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 登山口まで舗装道路
トレイル 整備されたトレイル
水場・トイレ 登山口で
その他 山頂はツツジに覆われた公園

山行記


ツツジが満開の高柴山山頂

高柴山の登山口に着くと広い駐車場があり、仮設トイレも設けられていて「山頂まで30分」の案内看板があった。
カメラだけ持ってトレランシューズで山頂目指す。山頂付近は今が見頃のツツジが満開であった。
登山口に下ると2台のバスが花見客を載せて駐車場についていた。阿武隈山地随一のツツジの名所のようだ。

 


蓬田岳 ヨモギダダケ 標 高 952m 日本の山1000

山 域

阿武隈山地
登 山 記 録
登山月日 2010年5月28日
登山経路 ジュピアランド平田登山口5:15〜蓬田岳6:00/6:15〜登山口6:50
行動時間 登り 45分 下り 35分 合計 1時間35分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス ジュピターランドまで舗装道路
トレイル 良く整備されている
水場・トイレ 登山口と近くの道の駅で
その他 ジュピターランドは花の公園

山行記


山頂の祠と山麓から見る蓬田岳

新設の「道の駅・ひらた」で車中泊する。
夜明けを待って登山口のジュピーターランドに車をつけると、私より早く登山道に入る女性がいた。私も後に続いてジュピターランドの入口にある登山道に入る。10分ほどで本格的な登山道となり、鬱蒼とした樹林の中を緩く登ってゆく。明るい尾根道に出ると山頂までは僅かな時間で、登山口から45分ほどで電波反射塔の立つ山頂に到着した。先行していた女性が急いで下ってゆくところであった。
祠の立つ場所まで戻って朝食をとった。その間にも後続の男性が登りつき、毎日登山を楽しんでいる地元の者がいる山だということを知った。

 


二ツ箭山 フタツヤサン 標 高 710m 東北百名山 山 域 阿武隈山地
登 山 記 録
登山月日 2015年5月1日
登山経路 いわき市小川町登山口11:15〜滑岩12:00〜月山12:30〜二ツ箭山12:45/12:50〜登山口14:00
行動時間 登り 1時間30分 下り 1時間10分 合計 2時間45分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 登山口まで舗装道路
トレイル 滑り岩から上部は巨石累々の道もよく整備されてトレイル
水場・トイレ 附近に自販機あり、登山口にトイレある
その他 地元の人に親しまれた山
山行記


月山山頂と二ツ箭山山頂

R6をいわき市に入り、ナビに導かれて玉川温泉から旧小川町に走り、磐越東線小川駅に来た。駅で二ツ箭山登山口への道を確認し、登山口に車を付けた。
東北百名山二ツ箭山も男体山・女体山などの岩場が人気の山である。登山口には平日にもかかわらず数台の車が停まっていた。
私も素早く支度をし、少し車道を歩いて登山道に入った。杉林の中の林道を進み、岩場登りの男体山と月山コースの分岐になると本格的登山道と成った月山コースの急登を登る。最初の休憩ポイントが巨石累々の滑岩で、ここからはさらに巨石の急登を登って行く。そして月山に着くと対岸に男体山・女体山の岩場が見える。月山から一旦鞍部に下り、登り返すと木立の中に二ツ箭山の三角点があった。岩場が売りの二ツ箭山、男体山・女体山の岩登りが人気のようで、岩登りを済ませた地元の中年登山隊が、三角点をパスして月山に下って行った。二ツ箭山山頂でしばし休憩の後、岩場で足を滑らせないように慎重に往路を下った。

登山口から見る二ツ箭山・月山から見る男体山・女体山の岩峰


屹兎屋山 キットヤサン 標 高 標高1003 山 域 阿武隈山地
登 山 記 録
登山月日 2023年7月18日
登山経路 山頂通信施設管理道路入口18:20〜屹兎屋山18:40〜道路入口18:55
行動時間 登り 下り 合計35分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス R399十文字トンネルの旧道から分岐する道を約1キロ走り、通信施設管理道路まで一般道
トレイル 山頂通信施設管理道路を約20分
水場・toilet
その他 兎年の干支の山として登られているようだ
山行記


屹兎屋山山頂


今回の山行ではいわき市の三大明神山も登る予定であって三大明神山のあるいわき市内郷高野まで言って林道に入ったが山頂直下に入る林道が工事中で登頂できず無念な思いで引き返した。
高野からはR399をナビに導かれて北上、十文字トンネルに走った。tunnelを抜けてすぐの旧道にUターンして峠まで戻り、広野町方面に分岐する道を数分走ると工事事務所があり、その裏に屹兎屋山山頂に通じると思われる砂利道が分岐していた。砂利道に入るとすぐにチェーンゲートで車両進入規制されていた、既に6時半近くなので止めようかと思ったが「せっかくここかで来たのだから」とスマホで位置確認すると、山頂までは1キロくらいの道程であることが分かった。ゲート前に車を置いて管理道路に入った。
黙々と20分ほど歩いて通信施設の立つ山頂に着いた。三角点は管理道路から3段の鉄梯子を登って尾根を30mほど登ると、通信施設の管理棟とと思われるプレハブの建物の脇にあった。山頂標識は兎をモチーフにした瀟洒なものが立っていて、兎年の今年、干支の山として登られているのだろうと思わせられた。反対側からの登山道も合わさっていた。山頂をカメラに収めて駐車地点に戻った。駐車地点からはR399をナビ任せに伊達市まで走ったがよく整備された山中の道路であるがすれ違う車も少なく、集落と思しき場所を通ってもも灯が無く、原発事故で非難された地区であったのは帰宅後分かった。伊達市の道の駅「りょうぜん」までは2時間近くかかっていたと思う。

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